A006【一条工務店に行ってみた】2016/07/03
セキスイハイムでの抽選会応募に続いて、一条工務店のモデルハウスに足を運びました。一条工務店は木造系ハウスメーカーで、外観や住宅設備に特徴を持っています。
目次
一条工務店のモデルハウスに足を運んだ
一条工務店の特徴は
・キッチンもお風呂も全て内製で、標準仕様でも他社よりハイグレード
・高気密高断熱を謳っているどのメーカーよりも性能値が高い
・豪華で洋風の外観と内装
です。
早速モデルハウスに足を運んできました。
私たちの担当になったのは入社2年目の若い営業マンでした。
明るくて笑顔も好印象です。
いつもの年収アンケートに記入したあと、一通り案内してもらうことに。
まず、モデルハウスはほとんど標準仕様で作られていて、オプション部分は明示してあるそうです。
見積もりを出してもらった段階で、大体どのような家になるか想像しやすいのが売りとのこと。
全体を見た感想としては、
「噂通りのコテコテの洋風外観&内装で、好き嫌いは分かれそうだなぁ」
と思いました笑
妻は結構気に入っていましたが、一条工務店を考えている方は一度は見ておくべきでしょう。
キッチンは至って普通のオープンキッチンで、収納も多く不便はなさそうです。
お風呂も同様、目立った特徴はありませんでした。
住宅設備は王道で当たり障りのない仕様でしたので、それぞれに強いこだわりがある人以外は特に不満は持たないのではないでしょうか。
そのあとに高気密高断熱の説明を受けました。
一条工務店の宣伝文句として、
ハウスメーカーで断熱性能、気密性能がNo.1
というものがあります。
独自開発したウレタンフォーム(発泡スチロールのようなもの)を外側に厚み140mm、内側に厚み50mmで隙間無く嵌めています。
一般的に断熱材として利用されているグラスウールは
価格が安い反面、水分に非常に弱く、
周りの構造体を腐らせてしまったり、吸水した重さでずり落ちてしまったり
するそうです。
(↑後日、セキスイハイムの工場見学ではグラスウールが良いという話を聞きました。結局このあたりは施工技術の問題ということです。)
独自開発のウレタンフォームにはその心配がなく、自慢の一品だと言っていました。
更に、窓は熱を逃がしやすいので非常に重要なファクターで、一条工務店ではすべての窓を標準で2重構造の樹脂サッシにしています。
このようにして断熱性と気密性を確保しているとのことでした。
高気密・高断熱については私自身でも必要性について具体的に調べてみましたので、リンク先の記事をご覧ください。
私が感じた一条工務店の矛盾
さて、一通り営業マンの話を聞いたところで、疑問が一つ・・・
「高気密高断熱を謳っているのに、なぜ床暖房が標準装備なの?」
と思いました。
私の認識では、
・高気密 = 隙間風がない
・高断熱 = 壁や窓から熱が伝わりにくい
ですので、
「高気密高断熱でエアコンをつけていれば、床が冷たくなるということは無い」
ように思うのですが・・・?床暖房は必要でしょうか?
このあたりをその場で聞いてみたのですが、新人さんだったからか
「高気密高断熱でも床暖房が標準装備だったほうが嬉しくないですか?」
という斜め上の答えが返ってきて、結局良くわかりませんでした。
「もしかして一条工務店の高気密高断熱は床暖房が前提の数値で、実は床下の断熱は上手くとれていないのでは?」
と勘繰ってしまいました。
もう一度聞きに行った方が良いかもしれません。
今回のモデルハウス見学の結果、私たちは一条工務店を候補から一旦外しました。
営業マンに不安を感じたからです。
覚えた説明を全部話すのに必死という感じで、今後の具体的な話をしていける相手だとは思えませんでした。
妻が妊娠5ヵ月でつわりの一ひどい時期は過ぎていたのですが、見学と説明で長時間立っていたせいか気分が悪くなってしまいました。
そのとき一切こちらの様子に気付いてもらえず、私が妻に
「大丈夫?」
「しんどい?」
と言ってあからさまな不調アピールをしたのですが・・・
一向に説明は終わらず。
最終的に
「少し妻の体調が悪いし、このあと両親との約束もあるのでまたお伺いします」
と言って帰ろうとしましたが、その後30分近く拘束されました。
ということで、
一条工務店自体は結構気に入っていたのですが、営業マンとの相性が良くなかったので気持ちを切り替えて次に行きたいと思います。
やはり家を建てるというのは人生の一大行事ですから、営業マンとの相性も重要視していきたいと再確認した一日でした。
このようなことがありましたので、次回は「どうやったら出来る営業マンに担当に出会えるか」考えてみましょう。