A043【2016/08/24 ハウスメーカー選びの結論~建築方法による比較も~】
今日までに
・セキスイハイム
・一条工務店
・百年住宅
・地元工務店①
・地元工務店②
といくつかのハウスメーカーを巡り、多少なりと勉強も出来ましたので、そろそろ結論を出したいと思います。
目次
建築方法によるメリットデメリットの比較
まず、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3つの建築方法についての比較表を作成しましたのでご覧ください。
☆・・・本質的に非常に優れている
◎・・・本質的に優れている
◯・・・工夫次第で優れている
△・・・検討が必要
表に書いた通り、×は一つもありません。
建築方法によって得意・不得意はあっても、無理なことはほとんどないという意味です。
但し、不得意な点(○または△の項目)を何とかしようとすると、それなりにコストがかかるでしょう。
私はハウスメーカー巡りの結果として、「自分の理想の家に向いた建築方法はあるが基本的にはどの建築方法でも何とかなる」と感じました。
何となくこの建築方法が向いているのかなというのがわかったところで、その建築方法を主体としているメーカーを2,3 社回ってみることをお勧めします。
その他の建築方法のメーカーも1社くらい見たほうがより理解が深まると思います。
私の場合は鉄骨造1社、鉄筋コンクリート造1社、木造3社に足を運びました。
そしてハウスメーカー巡りの前に思っていた通り、「大手メーカーはどこも商品はしっかりしていて良い」ですし、「大抵の要望はどのメーカーでも叶えられる」のも事実でした。
そして各社であなたの担当になった営業マンが、これから何度も打合せをする「あなたの家のクオリティに多大な影響を及ぼす人」です。私たちは顧客であって、専門家ではありませんから、外壁一つ、窓一つ、断熱材一つとってもどのような選択肢があるのか知りませんし、最適なスイッチの高さやコンセントの配置、数、通路の幅もわかりません。
そういった私たちにはわからない、もしくは気付いてもいない点をフォローしてくれるのが営業マンです。
「お客様がおっしゃらなかったので洗面台やキッチンのタオル掛けは設置していません」
「お客様がおっしゃらなかったので廊下にコンセントは配置しておりません」
では困りますよね。様々な営業マンに合いましたが、この出会いが如何に重要か良くわかりました。これから10回も20回も打合せをして、アドバイスをしてくれるのは基本的に営業マンだけです。
家づくりは「人と人」です。
「メーカーは良いけど担当はちょっと不安」
という状態だったら、話が進むにつれてストレスや不満が溜まり続けていきますし、最終的に出来る家のクオリティも下がってしまうことでしょう。
- 話がしやすく、信用できる
- 経験がある、もしくは無くても知識として仕入れていて、色々な提案をしてくれる
- 新しい技術や時代の流れ、国の政策を積極的に取り入れようとしている
- 考え方の方向性が合っている(何を重視しているか、どういう家が良いと思っているかetc.)
という相手と出会うことが重要だと思います。
ハウスメーカーの差よりも、担当の差のほうが大きいと私は感じました。
自分が良いと思える担当者に出会えるまでハウスメーカー巡りを続けるか、もしどうしてもここが良いというメーカーがあったならば、言いにくくても担当を替えてもらったほうが良いです。
ハウスメーカー決定
さて、ハウスメーカーは決まりそうでしょうか?
私はついに決まりました!
地元工務店②
です!!
この工務店に関する過去の2記事を読んで頂けるとわかりますが、まずアピールがしっかりしています。
A027【2016/08/06 地元工務店②の見学会に行ってみた~メーターモジュールと尺モジュール~】 - TeruPaPaの家と子どもと健康と
http://www.terupapa.com/entry/A042
ホームページにも力を入れていますし、見学会を頻繁に行い、家づくりの技術や性能に関する意見もしっかり伝えています。社長さんも私たちの意見に耳を傾けてくださいますし、ご自身の考えも教えてくださいます。
地域性を加味した家づくりを提唱しているのも高ポイントでした。
浜松という地域は日照時間が日本一クラスに長く、夏は暑く冬はあまり寒くありません。太陽光発電にとても適した地域の一つだと思います。冬の寒さよりも夏の暑さを問題視する人もいるくらいです。そういった地域の気候にあった快適性を追求すると謳っています。
また、耐震性についてもこだわりがあり、耐震等級3はもちろんのこと、構造設計によって必要な耐力をきちんと計算し、耐震等級3だからOKというようなことはしないということです。
25日に妻と二人で話し合って結論が出たところで、契約したいという旨を電話で伝えました。
これは次回の打合せで直接お会いしたときの話なのですが、
「将来的にブログを作って家づくりの記事を書きたいので、御社の実名を載せても良いか」
と聞いたところ、なんとOKをもらいました。
「これからもしお客様が不満に思ったことやトラブルがあったとしても、記事にしてくださって構いません。誠心誠意対応させて頂きます」
という心強い回答でした。
というわけで、これからはハウスメーカーの実名で記事を書いていきます。
地元工務店②は
有限会社 水田建設さん
のことです。
これからどのような記事になっていくのかはまだわかりませんが、地元工務店とのやり取りの参考になればと思います。
次回記事から、打合せ内容について書いていきたいと思います。
どのタイミングでどのようなことを決めなければならないのかという参考にして頂けるかと思いますので、読んで頂けたら幸いです。