高度情報処理技術者を専門外&業務未経験者が目指した結果

2019年勉強開始、独学です。過去の家づくりや家電記事もおまけに残してあります。

A056【2016/09/07 JAと静岡銀行と優良住宅ローンでフラット35の話を聞いてきた】

住宅ローンはフラット35Sで組みたいと思っていますが、どの金融機関で申し込めば良いのか考えてみました。

 

目次

 

基本的にはネット上の金融機関がお得

以前フラット35と民間ローンを比較して、フラット35に決めました。今回はそのフラット35を「どこで借りるか」考えたいと思います。

www.terupapa.com

 

フラット35は住宅金融支援機構(国の機関のようなもの)が提供するローンで、民間金融機関は窓口として機能しています。そのためフラット35であればどの金融機関でもサービス内容に大差なく、金利はほとんど一緒のはずです。

 

しかし金融機関によって事務手数料等の諸費用が異なるため、支払金額は数十万円単位で変わってきます。諸費用が乗る場合、基本的にはメガバンクや地方銀行は高くなり、ネット銀行やネットローン会社は安くなります(管理運営費用が違うため)。

 

私としてはフラット35において民間金融機関が窓口としての機能しかないと考えれば、安く済むネット銀行やネットローン会社で全く問題なく、メガバンクや地方銀行を選択する意味は薄いと思っています。

 

それでも一応、今回は地元の銀行とJAに行って話を聞いてきました。

 

 

地元銀行でもJAでも自社ローンを勧められた

まず、フラット35の取り扱いはありましたが、どちらもネット銀行に比べると金利が少し高く設定されていました。

JAのほうが更に高かったのですが、他の金融機関も考えていると伝えたところすぐに「金利を下げる」という話が出てきたので、意外とフレキシブルに対応しているようです。

 

そして、どちらにおいてもフラット35は勧められず、変動金利型や固定変動ミックス型の自社金利を積極的にアピールしてきました。金融機関にとってフラット35は利益が少ないらしいので当然かもしれません。私はフラット35に既に決めていたのでこのあたりは割愛しますが、フラット35を借りる際に注意しなければならないのは

  • 金利
  • 融資手数料(事務手数料)
  • 繰上げ返済手数料
  • フラット35Sの有無(大体どこでも取り扱っている)

の違いによるトータル返済金額です。

フラット35は基本的に繰上げ返済を考えない住宅ローンだと思いますので、結局は金利と融資手数料が重要ということですね。努力して繰上げ返済するのであれば、金利が低い変動のほうが絶対に良いです。「ウチは繰上げ返済手数料が安いですよ」「低額でも繰上げ返済できますよ」というアピールは、フラット35においては聞く必要がないことです。

 

結局フラット35ならネット金融機関一択か

実際に話を聞いてみて、フラット35を地方銀行やメガバンクで選択するメリットはやはり特に見当たりませんでした。インターネット上で言われている通り、ネット金融機関が一番お得でしょう。調べれば比較サイトがたくさん出てくると思いますので、参考にしてみてください。

 

私はハウスメーカーで勧められた「優良住宅ローン」を選びました。ネット上で評判の良い楽天銀行や住信SBI銀行等と大差がなく、問題ないと思ったからです。実際問題はありませんでしたし、営業さんとハウスメーカーが連絡を取り合って必要書類を色々と手配してくれるので楽でした。

 

優良住宅ローンは実際に営業さんと顔を合わせて契約する必要があるのですが、平日の夜8時でも家まで来てくれたので大変ではありませんでした。大きな買い物なので約款の説明等は直接聞いて、気になることはその場で質問したかったので丁度良かったです。

楽天銀行は一度も顔を合わせなくとも契約できるそうで、そのほうが楽な方もいるかも知れませんね。

 

 

今は超低金利時代なので、私はフラット35が最良だと考えています。しかし金銭的に余力があったり、共働きで繰上げ返済をどんどんしていける人にとっては、変動金利が最良でしょう。そのあたりは経済状況によってそれぞれだと思います。

ローン形態の選択で数百万円、金融機関の選定でも数十万円の差が出てきますから、調べすぎるくらい調べたほうが良いかと思います。大変な作業ですが、頑張っていきましょう。

 

さて、次回は第4回の設計打ち合わせです。これからの家づくりの流れを把握していきましょう!