高度情報処理技術者を専門外&業務未経験者が目指した結果

2019年勉強開始、独学です。過去の家づくりや家電記事もおまけに残してあります。

漫画っていいよねという話

唐突ですが、『鬼滅の刃』凄いですね。

 

連載が始まったときからアンケートを入れ続けてきた(呪術廻戦連載開始後は1位だったり2位だったりですが)身としては、誇らしいような、寂しいような何とも言えない気持ちですが、やはり嬉しいです。

 

私は高校に入学して寮生活が始まったときから無趣味人間への道を辿り始めましたが、唯一残ったのが「漫画」(ジャンプ購読)です。

 

寮にはテレビがなく、まともなネット環境もなく、携帯ゲーム機も持ち込み禁止でした。

 

ゲームはニンテンドーゲームキューブまでです(大学生になってからニンテンドーDSを購入してポケモンブラック&ホワイトだけやりましたが、再燃はしませんでした)。

 

テレビはもう覚えていませんね、15歳から人生の半分以上、テレビの無い生活を送っています。

なんと建てた家にはテレビアンテナを立てていません!

(子どもが大きくなってきたらそうも言ってられないでしょうから、あと数年だと思いますが。。。)

 

オンラインゲームの黎明期だった気がするのですが、これもネット環境の貧弱さから波に乗れませんでした(そもそも寮則で禁止でしたし)。

 

 

それでも寮生活は無茶苦茶楽しかったです。毎日が修学旅行みたいなもんで、今思い出せば本当にくだらない議題で何時間も友人達と語り合っていました。

戻りたいかと言われれば微妙ですが、後悔のない素晴らしい高校生活でした。

 

 

 

あ、もう一度やり直せるなら絶対普通の共学に行きたいですけどね!男女の青春とか皆無だったので。。。!

いや本当に後悔はないんですよ、本当に。

 

 

 

まぁそんなこんなで、高校に入学してからも唯一残った趣味が漫画だったのです。

 

私は元々サンデー派で、らんま1/2、うしおととら、ゴーストスイーパー美神、ARMS、金色のガッシュ、烈火の炎なんかを全巻持ってました。

姉もうる星やつら、からくりサーカス等を集めていて、友人からも今日から俺は、天使な小生意気、うえきの法則なんかを貸してもらったりしていました。

ちなみに未だに一番好きなキャラクターは横島忠夫(GS美神)です。

理由は「少しずつ成長して魅力的なキャラクターになっていくから」です。

 

ジャンプも単行本でいくつか(ドラゴンボール、スラムダンク、るろうに剣心、幽遊白書、シャーマンキング)全巻持っていて大好きでした。

 

しかし、サンデーもジャンプも徹底した単行本派で、週刊誌で購読するには至りませんでした。

何故かというと…ジャンプはあからさまなお色気枠があり、そんな雑誌を買っていると親兄弟に思われたくなかったんです。

サンデーは表紙がグラビアアイドルで、これも買えませんでした。

小学校1年生くらいから、雑誌派(兄が購読しているパターンですね)の友達の家に行って読ませてもらっていたんですけどね。

 

マガジン(哲也やらサイコメトラーEIJIやらGTOやら)は高校に入ってから友人に貸してもらいましたが、中学までは一切読んでいませんでした。ちょっと対象年齢高めな感じだったので。

 

それが高校からのほぼ男子校&寮生活により、アフタヌーンやらヤング雑誌にも触手を伸ばしはじめ、暇な日はBOOKOFFで一日中立ち読みするようになり…かれこれ何千冊読んだかわかりません。もしかしたら1万冊に届いている…かも…?
また高校でクラス内での回し読みが始まり、自分でも稀に雑誌を買うようになりました。

 

本の虫ならぬ漫画の虫で、今思えば活字ももっと読んでおけば良かったのですが、とにかく読みまくってました。

 

 

正直な感想として、漫画で色々な知識や語彙が増えましたし、漫画って勉強になると思います。

知らなかったスポーツや職業、地域に興味を持つきっかけにもなりますしね。

最近は漫画を読むと頭が良くなるとまで言われていますが、私個人の感覚としては肯定したい!です。

 

 

大学ではサークル活動に全てを捧げていたため、BOOKOFFで立ち読みしたりすることはなくなりました。

しかし丁度ワンピースがエースの処刑云々で最高潮に達していた時期で、それがきっかけとなって単行本が待てなくなり、コンビニで立ち読みを始め、毎週立ち読みするのが気まずくなって購入し、せっかくだからと他の作品も読んでみたら結構面白く、ズルズルと購読を続けるようになり、気付いたらサンデー派からジャンプ派に鞍替えしていた…という経緯で現在のジャンプ購読に至っています。

(ものぐさな私は読み終えたジャンプ雑誌を捨てずに積んでしまうため、電子版が出てすぐ鞍替えしました)

 

 

話は変わりますが、漫画歴が長いとどうしても過去の名作と比べてあーだこーだ文句を言ってしまいますよね。

でも良く考えれば北斗の拳とか聖闘士星矢とか、ガバッガバじゃないですか。

スラムダンクやドラゴンボールですらガバッガバです。

比較的最近ではブリーチ、NARUTOなんかも。

 

結局大事なのは矛盾がないこととか、ストーリーがブレないとかそういうことじゃないと思うんです。

「キャラクターが生き生きと動いているか」ではないでしょうか。

作者の意図や元々決められていたストーリーの中でキャラクターが「動かされている」「喋らされている」のが透けてしまうと、作品として急に魅力を失っちゃう気がするんですよね。

読み切りや新連載では結構お決まりになっていると思うのですが、1ページ目で主人公やナレーションが主人公像や時代設定を語るところをよく見ませんか?正直、あれはやめてほしい。。。

 

最近は「ストーリーに穴がある」とネット上で叩いているのを良く見るので、漫画界が「矛盾のない世界観&ストーリー」に過敏になっているような気がします。

漫画なんですから、世界観は絵とキャラクターで徐々に見せていってほしいなぁ、というのが個人的な思いです。

 

その点、今ジャンプで連載中のアンデッドアンラックは大好きです。

もちろん呪術廻戦も!東堂葵、最高ですよね。
最近はこのどちらかにアンケート1位、2位を入れることが多いです。

(あとチェンソーマンにも時々)

 

キャラクター像がしっかりしていて、そのキャラクター像を序盤から絵を使いながら読者に伝えてきてくれる作品は、ストーリーも良い気がします!

作者がどっちから入っているのかは知る由もありませんが。

 

 

ここから愚痴多めになってしまいますが、最近で言うと『仄見える少年』という作品があります。

これ、主人公とヒロインのキャラを2話以降ずっと掘り下げてくれないんですよ。

世界観の説明、新キャラの説明に終始しているというか。。。

主人公の掘り下げが始まったのが先週(9話)です。

 

これだと多くのひとが主人公やヒロインに愛着を持つ前に飽きちゃうと思うんですよね。

あやかしトライアング、灼熱のニライカナイ、アグラビティボーイズなんかも同じです。

(お色気&ギャグ枠なんでそれでも良いのかもしれませんが、私は残念に感じてしまいます)

 

惜しいのが破壊神マグちゃん。

マグちゃんやヌプタークが成長していたり心情が変化したりしているのですが、あまり重きを置いていないのかほとんど表現されていません(やっぱりギャグ枠だから?)

 

一方で、同じギャグ枠でも『僕とロボコ』はキャラの掘り上げが凄くしっかりしています。

まだ16話ですが、ギャグ成分を薄めてでもロボコやモツオが好きになるようキャラを掘り下げてくれました。

 

また、最初は良かったけどここ何話か不満があるのは『マッシュル』ですね。

主人公はシンプルな性格なので一旦掘り下げ終了なのは良いのですが、そこで停滞してしまいました。

仲間の掘り下げがあるでもなく、敵キャラを使って今後の展開の説明をしているだけに感じてしまいます。

(それに比べて今週の『アンデッドアンラック』(39話)は、今後の展開と新キャラの説明の中にも風子の成長をしっかり描いているんですよ!)。

 

まぁ45話からの『夜桜さんちの大作戦』のように最初はキャラの掘り下げがなくてあまり面白くないなぁと思っていた作品が急に面白くなったりもするので、今後に期待して全作品読み続けるんですけどね。

夜桜さんちが45話で急に面白くなったのは、強敵の出現で主人公(太陽)と仲間(辛三)の関係性に変化があった(主人公が加護対象から戦友になった)というキャラの掘り下げがあった為だと感じています。

(単に強敵が出てきただけの44話は特別面白くなったとは感じなかったので)

 

締まらないですが以上です。

漫画愛が暴走して当ブログとは主旨がずれた記事をダラダラ書いてしまいました。

『キャラの掘り下げが足りない』というのはこのブログにこそ言えることなので、書きながら心が痛かったです笑

 

何のまとまりもない文を最後まで読んでくださってありがとうございました!