高度情報処理技術者を専門外&業務未経験者が目指した結果

2019年勉強開始、独学です。過去の家づくりや家電記事もおまけに残してあります。

G検定2019#3を受けて

本日G検定2019#3の試験が行われました!結果は1週間前後でメールで通知されるようですね。

 

今回初めての受験で、合格のボーダーラインも非公開だし、受かったかどうかは全くわかりません!

ボーダーが7割なら確実に受かってると思いますが…

 

法律系の問題が多く、G検定で人気の問題集(通称:黒本)とはかなり傾向が違うように感じました。

ネットでは「今までの試験と違う!」という声もあるらしく、まだ出来て間もない試験のためこれからも色々と起こりそうですね。

 

今回ど素人の状態から機械学習の勉強を始め、この試験を受けて、G検定とE資格の色々な問題点と課題&限界を感じました。

 

そのあたりは試験の結果発表後にまとめたいと思います。

 

受かってるといいなぁ

電験三種の結果発表

本日令和元年の第3種電機主任技術者試験の合格発表がありました!

 

私は理論、電力、機械の3科目を受験しました。

その結果は…理論と電力は合格!

 

(過去問オンリーとはいえ)勉強した2科目が受かっていたことは嬉しいですね!

機械はノータッチでの受験でしたが、点数は55点、合格点は60点以上だったので妙に悔しいです笑

 

来年は機械&法規の午後科目のみになりました!

来年で確実に受かろうと思ったら過去問だけでなく参考書も買うべきなんでしょうが、迷いますね…。

 

来年は見てもいない機械と法規の過去問を解くだけで挑戦するのもアリかなーと思っていますが、来年と再来年しか合格科目の引き継ぎが出来ないので…仕事の忙しさや他の勉強とのバランスで考えたいと思います。

 

 

皆さんはどうでしたか?

合格を目指して頑張りましょう!!

電験三種の出来(結果発表前)

応用情報技術者試験に落ちたと思い込んでいたとき、悔しさのあまり勢いで申し込みをしてしまった電験三種の試験が9月の頭にありました!

結局応用情報技術者試験には合格していたので、当初の予定通り10月中頃に情報処理安全確保支援士を受けることになり、電験三種の優先度はグッと下がってしまいました。

 

情報処理安全確保支援士の勉強を優先したため、試験までに出来たのは

・『ポケット版要点整理 電験三種公式&用語集』を1周読む

・理論の過去問直近5年分(55点、65点、60点、60点、60点)

・電力の過去問直近3年分(55点、50点、50点)

のみです。機械と法規はほぼノータッチで、特に法規は暗記部分を最低限勉強していないと合格は不可能に思えたので受験をやめました。

 

ポケット公式&用語集だけで意外と点数が取れることに驚きましたが、一周読んで得られるのが非常に浅い知識のため過去問を解くに連れて点数が上がっていくということはなく、点数は初期からほぼ変わりませんでした。

理論は公式さえ覚えれば案外解けましたが、電力は語句の理解度が求められるのか答えを絞りきれませんでした。

 

本試験では理論、電力、機械の3つを受けましたが、当然ながら手応えは全くありませんでした!

普通の参考書を一冊も買っていないという明らかな勉強不足なので、仕方ありません。今回の受験は考えなしが過ぎました。

 

もう解答は出ていますが、情報処理の勉強に(テンション的な意味で)影響が出そうなので答え合わせはしていません。

あえて言うなら電力が過去問より少し出来た気がすること、逆に理論は過去問より少し出来なかった気がすることくらいでしょうか。

機械は最終の選択問題が情報理論だったため、これだけは(応用情報のおかげで)間違いなく解けました。でも全体としては全然わからなかったですね。

 

高校生の時以来電験三種を10数年ぶりに受けてわかったことは

「暗記量は多いものの問題の難易度的には低く(そもそも全問選択だし)、勉強時間さえ確保できれば高校生でも十分受かる試験だ」

ということです。

逆に言えば勉強時間の確保が最も重要な試験のため、学生程受かりやすく社会人程受かりにくい試験とも言えそうです。

 

問題中の語句が全くわからなくても、「単位計算」+「文章的に効率は割れば良さそう」「漢字の意味的に比率を取れば良さそう」という推測ができるため、「電卓を叩いていたら解答に用意された数値が出てきた」ということが結構ありました。合っているかは知りませんが。

 

一科目くらい受かっているでしょうか?

まぁ受かっていてもそれはそれで問題のように思います。

もし来年も受験して資格取得を目指すなら、きちんと普通の参考書を買って「身のある資格取得」にしなければならないと感じています。

(資格取得が趣味でやっているわけではないので。。。そういう意味では今回のような目的不明瞭な受験は本当にするべきではなかったかも知れません。)

 

合格発表は情報処理安全確保支援士試験の直前です。

来年も受験して資格取得を目指すかは、その結果も考慮して決めようと思います。

専門外、業務無関係、素人でも2ヶ月で応用情報技術者に受かります

落ちたと思っていた応用情報技術者(AP)ですが、本日の合格発表でなんと受かっていました!

 

気になる得点ですが、

午前試験は85点(上位2%くらい)

午後試験は71点(上位17%くらい)

 

と、午前はともかく午後が7割行っていることに驚愕です。

各試験の合格者は上位45%くらいまでなので、午後試験も合格者の半分より上の成績だったようです。

部分点を思ったよりもらえたのでしょうか?

ブルートフォース攻撃とか無線通信速度といった超基礎問題を何問も間違えた割にはマシな点数です。

 

詳細は別記事にありますが、勉強内容を大雑把に言うと

 

参考書1冊 1周

過去問集1冊 1周

応用情報ドットコム     午前模擬試験 平成24年秋〜平成30年秋まで13回分(スケジューリングミスで増えました。6回分もやれば十分だと思います)

 

トータル勉強時間は135.0時間

勉強期間は1/1〜4/21までの3ヶ月と20日間

でした!

 

 

実際は勉強の9割5分は2月末には終えていたので、2ヶ月あれば十分だったと思います。

 

3月、4月は忘れないようにドットコムで午前問題を1〜2週間に一回ペースで、午後問題を試験直前の1週間で2回分やる羽目になりました。

 

これに20.5時間も費やし、効率は悪くなってしまいました。

 

試験時の感覚で言えば、中途半端に時間ができたせいで上述のような基礎知識のど忘れも多く、点数は下がったと思います。

 

 

勝因は1週間(15時間)かけてITパスポートをちゃんと勉強し、試験に受かっていたことでしょうか。

完全ど素人からいきなり応用情報だったら途中で投げ出していたかもしれません。

 

情報処理技術者試験も、大学の授業と大差なく「基礎から順を追ってやっていけば解ける」ように出来ているように感じました。

この調子で本命の情報処理安全確保支援士も合格したいですね!

 

 

何はともあれ応用情報は無事一発合格です。

 

非IT企業で業務もITと無関係、大学も理系だけど非情報系、IT知識は普通の人そのものという完全ど素人の状態からでもITパスポートと合わせて150時間で応用情報技術者には受かることを証明できました。

 

勉強時間や方法など、皆さんの参考になれば幸いです!

 

次は電験3種に挑戦します

FP3級は無事終わりましたが、FP3級の試験翌日から電験三種のインターネット申し込みがスタートしたと知ったので、思いつきで申し込みました。

受験費用は約5000円です。

とりあえずAmazonで過去問と重要公式の暗記集を買いました。4000円かかりました。

 

 

「何故電験三種?」

 

とお思いでしょう。

 

理由は

「4月の応用情報技術者試験には多分落ちているので、10月に再チャレンジするまでのモチベーション維持」

 

…それだけです。

 

 

そう、多分応用情報落ちてます。怖くて自己採点もしていませんが。

 

 

でも10月の再試験までに5ヶ月も勉強する必要はないでしょう。(根拠のない自信)

 

 

 

 

とはいえ、一度勉強を辞めてしまうともう復帰できない気がするのです笑

 

 

 

実は電験は(10年以上前の)高校生のとき、

「自分は本当に進学で電子材料系の学部を選んで後悔しないか?」

という迷いの判断材料になるかと思い、理論だけを参考書で勉強して受験したことがあります。

 

少し詳しい人なら

「電験は電力・電気機器系だから電子材料とか無関係に近いですけど!?」

と分かると思いますが、

 

当時の私は

 

「まぁ挑戦するの理論だけやし、根っこの理論の部分は電気も電子も似たようなもんやろ笑  そもそも電子材料系の資格試験とか聞いたことないし笑」

 

というアホ丸出しの感性で受験したのでした。

 

 

そのときは無事理論のみ受かったのですが、大学の学科は電力や機械が(当然)無関係だった上、サークル活動とバイト以外に何ひとつしなかったので二度と受験することはありませんでした…。

 

 

さて、というわけで電験三種は2度目の挑戦ということに一応なるわけです。

 

 

 

応用情報と電験3種は何となく難易度が同列もしくは電験三種のほうが上だと見積もられているような気がします。

 

しかし、

「電験三種ってそこまで難しくなかったような…?」

 

というおぼろげな記憶を頼りに、

 

「そもそも筆記のある応用情報のほうが選択問題だけの電験三種より難しいに決まってる!」

「応用情報は3ヶ月勉強して合格しそうなところまで行けたし、電験三種も3ヶ月あればそこそこのところまで行けるはず!」

と。そう考えて今に至ります。

 

 

ブログを書くことでいま冷静になりつつあり、とても反省しています。アホですね。

 

1時間前の自分を正座させて「受ける意味は?」と問い質したいです。

 

でももうお金払っちゃいました。

参考書も発注しちゃいました。

 

 

ほんと、万が一応用情報受かってたらどうするんでしょうね。

その場合は10月に情報処理安全確保支援士ですよ!

 

受かると信じてそっちの勉強するべきじゃないんですかね!?

 

 

…どうしましょう。

 

 

応用情報でコケた悔しさから頭がおかしくなっています。

でも、とりあえずやるだけやってみます。

FP3級は受かった模様です

応用情報技術者の勉強が順調で調子に乗っていたときにFP3級も申し込みしていたのですが、今日が試験でした。

 

全て選択問題の何と簡単なことか…先程公式ホームページで解答の発表がありました。

マークシートの付け間違いをしていなければ100%合格しているはずです。

 

勉強はFP3級ドットコムのみで余裕でした。

全部で2週間、12時間程勉強しました。

 

学科は86.7%、実技は95%得点できました(自己採点)。

ただの暗記なので、ドットコムで本当に十分です。テキストを購入しましたが、結局最後までやりませんでした。

 

自分のためにはなったと思います。

FP3級を受験される方は参考にしていただければ幸いです。

応用情報技術者試験(H31春AP)に多分落ちました

終わりました。

 

いやぁ、残念でした!

午後問題が多分ダメだったと思います…。

 

後で答え合わせをしてみると、悩んだ二択がことごとく間違ってました。

あー悔しい!!

 

午前問題は受かっているはずです。(答えに丸つけしていないので答え合わせはしていません)

 

午後問題は感覚的にはギリギリ不合格かなぁという感じなので、運がなかったところが尚更悔やまれます。

 

しかも考えすぎて答え書き直したら間違えていた記述問題も見つけてしまいました…。

 

ITパスポートからの応用情報技術者で早速つまづいてしまったようですが、次回リベンジするか、一気に情報処理安全確保支援士に進んでしまうか悩みますね…。

 

とにかく、みなさんもお疲れ様でした。

勉強開始して2ヶ月で応用情報技術者が午後試験も含めて合格圏内に

情報系は専門外で業務も未経験の素人でも

勉強を開始して1週間でITパスポートが、 

1ヵ月で応用情報技術者の午前試験(選択問題)が合格圏内に到達しました。

 


さらに1ヵ月勉強したことで、応用情報技術者の午後試験(記述式)も手応えを感じられるようになってきました。


私の2ヶ月目の勉強スケジュールを公開しますので、応用情報技術者の取得を目指す方の参考になれば幸いです。

 

 

目次

  • 現時点での成果
  • 2ヶ月目の勉強実績
  • 苦手分野で勉強が嫌になり中だるみ
  •  
  • 資格勉強はモチベーション維持が重要だと再認識
  • 3ヶ月目の目標

 

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やる気のある無能だった自分

ある日、前触れ無く今までしていた仕事を取り上げられ、大幅な業務変更を命じられました。
(私の仕事についてはこちらを、取り上げられた当時のことはこちらを参照)

 

30歳、2019年1月の出来事でした。

 

新たに命じられた仕事はメンタルを病んでしまった

先輩Aさん(6歳年上、業務と同じ物理分野で博士号)

の代わりでしたが、

畑違いの私(材料分野、修士卒)

には到底手に負えない内容だったので、業務変更直後から鉄人で有名な

先輩Bさん(12歳年上、Aさんと同じく博士号)

の指揮の下で働くことになりました。

 

社内ニートになったわけではないので忙しさはありましたが、

まるでわからない分野・・・

まるでわからない実験内容・・・

命じられたままに手を動かすだけの日々・・・

急に役立たずになったような感覚が仕事中ずっと付きまとい、嫌でも考えてしまいます。

 

(自分の新しい仕事、研究開発じゃなくて只の作業じゃないか)


(肉体的には疲れるけど中学生でも出来る簡単な仕事だ)

 

(何故自分が選ばれたんだ?)

 

 

・・・・・・・・・

 

 

最初の2週間は仕事を丸投げしたAさんへの怒りや、突然の業務変更の混乱で気付かないで済みました。


しかし冷静になってくると、気付きたくないことに気付いてしまうのです。

 

 

「これは体の良い厄介払いだったんじゃないか?」

 

「私は材料研究チームから追い出されたんじゃないか?」

 

 

この気持ちは徐々に確信めいたものに変わっていきました。

 

 

「そうか、自分は不要な人材だったんだな・・・」

 

 

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

平日の夜、子どもたちを寝かし付けた後、一人家を出ました。

 

 

初めて行く地元の小さな居酒屋で、焦点の合わない目でメニュー表を見つめながら黙々と酒を飲み、時折ポロポロと涙を流しながらも閉店まで居座る私は、さぞ厄介な客だったことでしょう。

 

こんな情けない飲み方をしたのは、親友が自殺したとき以来。人生で2回目でした。

 

 

 

 

 

しかし酒は良いものです。


気持ちを振り切ってくれます。

 

 

仕事を辞めてしまおうかというくらい盛大に落ち込んだ後、反転して「もうどうでもいいや!」という気持ちになることができました。

 

もちろん、アルコールが抜けた翌朝には到底どうでもいい気持ちにはなれないわけですが・・・笑


それでも、自分を見つめ直す心の余裕が出来ました。

 

 

それから一ヶ月、自分に追い出される原因があったという前提に立って、今までの自分を振り返ってみました。

 

見えてきたのは、とてもとても視野の狭い自分でした。

 

 

 

 ・・・・・・・・・

 

 

 

私の古巣である材料開発チームは全部で10名ちょっとで、

所属部署におけるメインテーマ(物理系)ではありませんでしたが、

サブテーマとしては最大の人数&予算を持つチームでした。

 

 

特徴として、50代4人、40代0人、30代1人(30歳の私)、残りは全員20代という極端な年齢構成がありました。

 

50代の内2人は管理職で実験の具体的な内容には一切関わらない立場だったので、実働部隊は50代2人+若手というもっと極端な状況にありました。

 

若手は院卒から高卒まで様々です。

 

必然的に、私や2つ年下の院卒の後輩はかなり主導的な立場を求められ、単独の研究テーマを持ち、更に若いメンバーを指導しながら業務にあたっていました。

 

 

そのような状況下で、私は国際学会で表彰されたり、単独テーマが所属部署を越えて当期の研究所全体の代表成果として対外的に報告されたりと、チーム内では目立って成果を上げていたほうだったと思います。


今思えば勘違いも甚だしいのですが、私はこれらの成果を私個人のものだと思っていました。

 

 

そして問題がもうひとつありました。

 

これらの対外的に多少なりと評価された仕事にかけた時間は業務時間の内ほんの少しであり、私は大半の時間を無価値な仕事に使っていたのです(後述)。

 

上司は「もっと成果を出せ」と思っていたかもしれません。

 


とにかく当時の私はそんなことに気付いておらず、自分が価値のある人材だと信じ込んでいました。

 

 

 ・・・・・・・・・

 


私は仕事の調子が良いとき、いつも入社したときの取締役からの訓示を思い出していました。

 

「常に今より2つ上の立場だと思って行動せよ。

 

新人は当然平社員からスタートするが、最初から自分が現場の責任者だと思え。

 

これから君たちが配属される部署の管理職は、自分が会社の命運を握る取締役だという意識で働いている。

 

当然私たち取締役は自分たちが社長を越え、この地域の代表者として、この街を誰もが憧れる素晴らしい場所にすることが使命だと思っている。

 

そして社長はこの世界を、会長はこの宇宙を良くするために働いている」

 

 

 

 ・・・・・・・・・

 


「自分も単独テーマで成果が出たし、これからはチーム内の他テーマについても積極的に関わっていこう」

 

わたしは元から他テーマだろうと他分野だろうとミーティングで積極的に意見を言うタイプでしたが、このときから他チームの具体的な仕事の進め方、作業手順の一つ一つに対しても口を出すようになりました。

 


「このやり方では再現性が悪過ぎる」


「数値的な目標が曖昧過ぎる」


「実験計画がルーズ過ぎる」

 


私の思慮を欠いた発言は留まるところを知らず、50代の現場リーダーが主導するテーマでも構わず否定的な言葉を口にして、度々打ち合わせが口論のような状態に発展していました。

 

私の最も悪かったところは、現場リーダーが直接指導していた若手たちと積極的にコミュニケーションをとって先に味方につけ、実質的にいくつかのテーマの主導権を掌握したことです。

 

これにより、私vs現場リーダーから、若手vs現場リーダーに戦火を拡大してしまいました。

 

 


私は本気で良かれと思って発言・行動していたので、現場リーダーの更に上の上司に度々直談判していました。

 


「現場リーダーは偉そうに指示を出しているが、一切手を動かさずネットサーフィンしているだけじゃないか」

 

「現場リーダーはこれまでに何か一つでも成果を出したのか」

 

「現場リーダーは自分の考えを若手に一切話さない。命令されているだけでは若手のモチベーションは上がらない」

 


上司は「君の意見はわかりました」「対応を考えるので時間をください」としか言わず、実際に動くことは一度も無かったので、私は態度をますます激化させていきました。

 


他にも、

「普段の会議は上司へのただの報告会になってしまっていて若手にとって有益な情報は得られない」

 

『若手研究会』を発足し、若手だけで集まって現状の問題点について現場レベルで話し合い、具体的な解決案を導き出す場を作りました。
(もちろん管理職には許可を取って開催していました)

 

 

・・・というと聞こえは良いですが、実際は材料研究チームの全てのテーマに対して、現場リーダーのいないところで私がアイディアや現状の問題点の指摘をして、若手とのコミュニケーションを密にして実効支配を拡げていっただけでした。

 

 

私が実効支配を進めていくにつれ、現場リーダーからの指示に対する若手のレスポンスが悪くなりますから、すぐに気付いたことでしょう。

 

若手研究会と同じ目的にも関わらず現場リーダーや管理職が同席する会議が正式に追加され、若手研究会は僅か3ヶ月で幕を閉じました。

 

 ・・・・・・・・・

 

 

こうして列挙してみると、私がいかに厄介な存在だったかわかってしまうことでしょう。

 

ここまでやっても、私は本気で「チームの将来、会社の将来のためになる」と信じていました。


「やる気がある無能」ほど厄介なものはありませんね。

 

 


上司は私に対して、「若手のリーダーとして、年の離れた現場リーダーと若手の橋渡しをして欲しい」と思っていたことでしょう。


私の行動と結果は正に真逆でした。

 

 

 

・・・・・・・・・ 

 


徐々に、私が指摘した問題点や実験提案に対して、「じゃあ君がやってよ」と言われることが多くなりました。

 

そして私はこれらを全て引き受けていました。

 

 

出世欲も人一倍強かったので、こういった「ヘルプ業務」を積極的にこなすことが人事評価に繋がると思っていたからです。

 

新しい分野の新しい知識を覚えられるし、それが自分にしかできないことになるから、自身の価値が更に増すだろうというモチベーションもありました。

 


実際には自身の従来の専門分野での業務の優先順位を下げて、専門外の自分でも何とか対応できる業務の割合を増やしたことで、自分の価値を下げていることには全く気付いていませんでした。

 


これらのヘルプ業務の比率は日に日に高くなっていき、2018年の後半には単独テーマよりもヘルプ業務の割合のほうが圧倒的に高くなっていました。

 

 

つまり、価値の低い仕事(Bullshit Jobs)が私の業務のメインになっていたのです。

 

私はこうして時間を浪費してしまったこと、今はただただ後悔しています。

 

 

・・・・・・・・・ 

 

 

そして2018年11月、ヘルプ業務で手一杯になった上、直前の役職登用に不満があった私は上長に面談を申し出ました。

 

 

「皆が出来ないというからヘルプ業務を率先して引き受けていたが、もう限界だ」

↑自分が率先して引き受けたこと


 
「他人の尻拭いばかりしていて、自分の単独テーマが全然進まない」

↑自分が率先して・・・

 

「何故雑務もヘルプ業務も積極的にこなし、後輩の面倒も見ている人(つまるところ将来の自分を意識した発言)ではなく、雑務は全て断り、他人の協力は一切せず、自分の成果だけにこだわるCさんが昇進するのか」

Cさんと私は年齢が20歳程離れていて人生のステージが全く異なるため、自分がCさんの昇進に意見するのは意味不明

 

 

上司としては役職登用にまで意見する若手に手を焼いたことと思います。

 

しかし当時の私は、

「自身の成果にだけ貪欲で若手からはかなり嫌われていたCさんが、これからは自分たちの新しい上司として偉そうに命令してくるなんておかしい」

と思っていました。

 

 

上司の対応は相変わらず、「君の意見はわかりました」「対応を考えるので時間をください」の一点張りでした。

 

上司は立場上、(パワハラになってしまうので)私を無碍に扱うことは出来ませんからね。

 

それでも、「コイツ早くなんとかしないと・・・」と思っていたことでしょう。

 

 

 

 

そして2018年12月末、私がついに弱点を晒してしまいます。

 

上司命令で行っていた一部の材料研究業務の引継ぎに完全に失敗したのです

 

ここからの展開はプロフィール材料研究をクビになった直後(まだ自分が反省していなかった頃)の記事をご参照ください。

 

こうして今、私は肩身の狭い思いをしながら命令通り手を動かすだけの作業員として物理研究の現場で働いています。

 

それでも、仕事をもらえるだけでも有難いと思わなくてはなりません。

 

 

・・・・・・・・・

 


結論として、私が研究テーマと専門性を取り上げられたのは

 

原因その1、自分を過大評価していた

 

原因その2、立場を弁えずに行動・発言していた

 

原因その3、上司が私に求める役割を理解していなかった

 

原因その4、価値のない仕事をしていた

 

ことによるものだと思っています。

 

 

私の醜態を反面教師として、皆さんのこれからに少しでも良い影響があることを願っています。

 

 

 

 

・・・もちろん私も、このまま腐るつもりはありません。

 

高度情報技術者という新しい武器を携えて、部署にとって欠かせない人材になってやります!

応用情報技術者の午後試験、選択問題で何を選ぶか?

午後試験対策を一通り行って、選択すべき問題が見えてきました。

問題選びの参考にしていただければ幸いです。

 

目次

  • (改めて)著者情報
  • 午後試験の問題の種類
  • 「文系だからマネジメント、ストラテジ系全部乗せ!」は危険
  • 「情報系が専門だから全部テクノロジ系!」は時間が足りなくなるかも
  • 必須のセキュリティ問題は比較的簡単な点取り問題
  • オススメ選択問題 5問
    • 1. 情報セキュリティと一緒に勉強することになるネットワーク
    • 2.前提知識がほぼ不要で専門用語もわかりやすいプロジェクトマネジメント
    • 3.時間はかかるが理解できれば得点を稼ぎやすいデータベースorプログラミング
    • 4.毎年の傾向が似ていて対策しやすいシステム構成技術
    • 5.文章をしっかり読めばそこそこの得点が取れそうな組込みシステム
  • まとめ
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