勉強開始して2ヶ月で応用情報技術者が午後試験も含めて合格圏内に
情報系は専門外で業務も未経験の素人でも
勉強を開始して1週間でITパスポートが、
1ヵ月で応用情報技術者の午前試験(選択問題)が合格圏内に到達しました。
さらに1ヵ月勉強したことで、応用情報技術者の午後試験(記述式)も手応えを感じられるようになってきました。
私の2ヶ月目の勉強スケジュールを公開しますので、応用情報技術者の取得を目指す方の参考になれば幸いです。
目次
現時点での成果
・ITパスポート 合格
・応用情報技術者 参考書を1冊読破=午前試験が合格圏内に到達した気がしている
【保有資格】ITパスポート
2ヶ月目スタート時:
基本情報技術者と情報セキュリティマネジメントを飛ばしましたが、応用情報技術者の午前試験(選択問題)は参考書を1周ちゃんと読めば8割以上の正答率で解けるレベルだったのでホッとしていました。
午後試験は参考書の章末に1回分掲載されていたので解きましたが、運良く正答率の高かった問題を選択できればギリギリ合格というレベルで、このまま本番を迎えるのはあまりにも不安でした。
そこで午後問題対策に特化した参考書を購入し、この1ヶ月間で解き終えることを目標にスタートしました。
2ヶ月目の勉強実績
今月の勉強実績がこちらになります。
カレンダーの見方ですが、
「SG参①1章 0.5hr」とあれば
「情報セキュリティマネジメントの参考書①の第1章を30分勉強したよ!」
という意味です。
今月は
SG参①=情報セキュリティマネジメントの参考書
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ニュースペックテキスト 情報セキュリティマネジメント 2019年度 (情報処理技術者試験)
- 作者: TAC情報処理講座
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/10/21
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AP参②=応用情報技術者の問題集
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2019応用情報技術者午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)
- 作者: 小口達夫
- 出版社/メーカー: アイテック
- 発売日: 2018/10/31
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応用情報技術者午後問題の重点対策(2019) [ 小口達夫 ]
- 価格: 3740 円
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の2冊がメインでした。
今月の勉強時間は43.5時間、勉強日数は26日間です。
累計勉強時間は114.5時間、累計勉強日数は63日間です。
AP参②は目標通り、この1ヶ月で終えられました。
ページ数は多いのですが、問題集ということで内容は参考書に比べると密ではなく、思ったより時間がかかりませんでした。
SG参①は情報セキュリティマネジメントを取得しようと思って先走って購入してしまった参考書ですが、順調に行けば10月には情報処理安全確保支援士を受ける予定なので、その下積みとして丁度良いと思って問題を解くまとまった時間が取れないときに流し読みすることにしました。
また忘れないように、2月中は計3回分のAP午前問題の過去問を解きました。
3回とも無事合格圏内でした。
勉強開始時期が適切だったら不要だった時間ですが、
「資格取得ではなく知識獲得が目的というスタンスでやっているので良しとしよう」
と自分を納得させました。
今月の主目的であった応用情報技術者の午後試験対策用の問題集を解いたことで、選択問題はどれを選べば良いか、分野毎に解答時間はどれくらいかかるかがわかるようになりました。
問題集に載っていた分野に限りますが、先月やった参考書の復習にもなったので午前試験にも多少良い影響が出ると思います。
参考書を一通り読んで午前試験が合格圏内に達しているというのが前提条件になる問題集ですが、やり終えた感想としては「絶対やっておくべき」です。
午後問題に対する自信や安心感が、解く前とは段違いです。
4月の試験本番1週間前になったらもう一度選択予定の問題だけ見直し、無料でダウンロードできる問題集未掲載の問題で模擬試験を行ってみたいと思います。
この問題集の勉強にかかる時間や足りないところ等の詳細レビューは後日記事にします。
苦手分野で勉強が嫌になり中だるみ
カレンダーを見ていただくとわかってしまいますが、月半ばで2日間勉強をサボっています。
その前後も30分とか1時間しか勉強しておらず、2月の第3週はかなりだらけていますね…。
これは第2週にやった問題集のデータベース(4章)があまりにも出来ず疲弊し、次の情報システム(5章)もよく理解できず正答率が低いというコンボをくらって逃げ出したためです笑
勉強上手な人は気分転換に別の参考書を読んだり、飛ばして次章を先に解いたりとモチベーションが下がらないよう工夫できるんだと思いますが、今までの人生難しいことから逃げ続けてきた私にとっては対処法がわかりませんでした。
「早く終われ、早く終われ」という気持ちで頭が一杯だったので、解いた後ほとんど記憶に残っていない気がします笑
皆さんはどうやって乗り切りますか?
中だるみ期間が発生してしまいましたが、その翌週から追い上げて何とか目標通りに問題集を終わらせたので自分を許そうと思います笑
「今月の目標を予め設定しておく」というのが有効に機能したのは非常に良かった点です。
資格勉強はモチベーション維持が重要だと再認識
問題集を3章まで解いた時点でかなり応用情報技術者に受かりそうな感じになってきており、
「まだ試験は2ヵ月も先だし、既に受かりそうだし、こんなに焦って頑張らなくても良いんじゃないか?」
「わざわざ苦手な4章や5章を解いてもどうせ選択しないし、やる意味がないんじゃないか?」
と思ってしまってモチベーションが著しく低下したことが、中だるみの最大の原因かもしれません。
資格勉強というのは「とにかく早く手を付ける」のが正解とは限らないのが難しいところです。
・早く終えた安心感から試験直前の勉強を怠り、当日は忘れてしまっていた
・忘れないための勉強時間が必要となり、勉強のコスパが低下してしまった
・時間に余裕があるせいで参考書を買ったものの読まずに放置し、そのうちやる気がなくなって受験をやめてしまった
等々、勉強の開始時期が試験合否の重要なファクターになります。
もっと高い意識を持ち、
「資格を取ることが目的じゃない、自分の知識を高めて業務に活かすことが目的なんだ!」
というところまで自分を持っていければ良いのですが、
(もちろん私もそう思ってやっているのですが、)
やはり試験の合格という明確なステップが見えてしまうと思うようにモチベーションを高められませんでした。
私が躓いたデータベース分野の午後試験の勉強は、どのみち選択しないのですから試験の合否だけを考えれば本当に飛ばして良かったと思います。
しかし高度情報技術者の資格は独占業務があるわけではないので、持っているだけでは特に意味を成さないものです。
(もしかしたら情報処理安全確保支援士が将来的には独占業務を持てるようになるかもという期待はありますが)
少々転職に有利になるとか、会社によっては手当てがつくこともあるようですが、資格だけあって実力がないようでは周りからの評価はすぐ本来の実力通りの評価に戻ってしまいます。
むしろ資格によってバイアスがかかって最初は良く見え過ぎたり、手当て分だけ給料が上がっていたりするため、期待外れでがっかりされて、資格取得が仇となり本来の実力よりも低い評価を受けてしまう可能性だって否定できません。
私自身の高度情報技術者のモチベーションを考えたとき、データベースを構築することはできなくても、データベースについても基礎知識がしっかりあることは必須です。
この資格を通して将来はどんな自分になりたいか=夢をもっと具体的にすることが出来れば、モチベーションの低下を防ぐ力になってくれると思います。
これは英語の勉強や学校の勉強にも言えることですね。
同時に、「意識高い系」と揶揄される自己研鑽系のセミナーみたいですね笑
意識高い「系」の人たちのせいで嘲笑されてしまっていますが、会社で研究開発なんぞをしていると夢・志・ヴィジョンというものが本当に大事だと痛感する場面が多々あります。
自分の仕事の価値について、本気で悩むからです。
すみません、少し話が逸れたので戻しましょう。
良く言われることですが、モチベーションを維持するためには努力している自分を肯定してくれたり、将来の自分像を語り合える勉強仲間の存在、周囲の理解と助けがあると心強いです。
資格取得系の予備校(塾)は世の中にたくさんありますが、予備校を利用する最大のメリットはこういったモチベーションを維持できる環境の提供だと思います。
独学が辛くなったときの選択肢として考えておきましょう。
3ヶ月目の目標
応用情報技術者の勉強が一通り終わってしまったので、3ヵ月目からはフライングして情報処理安全確保支援士の勉強を進めていきたいと思います。
使う参考書はこれを選びました。
[Amazon]
[楽天]
この参考書の序章を読むと「学習開始は4ヶ月前あたりが良い」と書いてあるので、この1ヶ月で全ページのおよそ1/4にあたる2章まで読み終えることを目標にしました。一周しか読まない前提のユルイ目標です笑
まずは引き続き、購入してしまった情報セキュリティマネジメントの参考書を読み、基礎知識を獲得します。
応用情報技術者については、忘れないように午前の過去問も週1くらいのペースで解いていきます。
また余談ですが、ITパスポート同様に応用情報技術者の勉強内容と感想だけクローズアップした記事も今後書いていくつもりです。
(試験を終えた後になるかも知れません)
皆さんも明確な目的を持って中だるみを乗り切りながら、頑張っていきましょう!