高度情報処理技術者を専門外&業務未経験者が目指した結果

2019年勉強開始、独学です。過去の家づくりや家電記事もおまけに残してあります。

高度情報処理技術者を目指すきっかけ

最初に申し上げておくと、非常に短絡的な思考の結果です。

 

プロフィールを見ていただきたいのですが、私は中小企業で材料系の研究をしています。

 

研究というと聞こえは良いですが、実際は材料調合や合成、精製など、手作業ばかりの非常に泥臭い業務です。

 

高温や高圧を扱うので、もし何かミスをしたら大きな事故や怪我に繋がりかねません。

 

各工程に時間がかかるので残業は頻繁に発生しますし、所属部署のメインテーマは物理系なので材料研究はサブ的存在で、華やかな成果発表の場は大体メインテーマの担当者に取られてしまうので日陰者の扱いを受けています。

 

部門の上司はもちろん物理系が専門なので、材料研究の話はちんぷんかんぷん。

「何してるかようわからんけど、とりあえず成果だせ成果!」

という感じですね涙

 

 
・・・と文句を言いつつも、私自身はこの業務が嫌いではなく、そこそこ楽しんでやっていました。

 

株主向けの報告書でとある期の代表成果として取り上げられたり、国際学会でベストプレゼンテーションアワードを受賞したりと、日陰者の中では成果を出していたほうかなーなんて勝手に思っていました。。。

この自信はその後打ち砕かれただけでなく、その後研究テーマを取り上げられる事態まで発展しました。

(研究テーマを取り上げられたのは情報処理技術者を目指すことを決めた後のことなので、気になる方はリンク先の記事をご覧ください)

www.terupapa.com

 

 

情報処理技術者を目指すことに決めたのは、この自信を打ち砕かれたほうの事件が発端です。。。

 

〜回想突入〜


そこそこに充実した社会人生活を送っていた30歳の2018年、大きな問題が発生しました。

  

後輩ができて私の研究の一部を引き継ぐことになったのですが、上手くいかないのです。

 

作業者の経験と感覚に頼り切った作業工程だったため、1ヶ月で引継ぎを終わらせる指示に対し、3ヶ月、半年・・・結局1年経っても引き継ぐことができませんでした。

 

挙句の果てに引継ぎは中断。職場の同僚に自身の無能を晒した瞬間でした。

 

周りからは「その研究成果は製品化無理だね笑」と言われる始末。 

 

今までの自分の研究姿勢や成果に対する自信が粉々に砕けました。

2018年12月半ばの出来事でした。

(今思えば、このときは自信が砕けただけだったので立ち上がれました。この時点で研究テーマを取り上げられていたら再起不能で情報処理技術者を目指そうなんて考えなかったと思います) 

 

 

その後一週間、自分はどうやったらここから立ち上がれるだろうかと考えた結果、

「ノウハウ重視の材料研究だろうが、情報技術を導入してスキルの一般化や工程の自動化をしなければこの先生き残れないのではないか」

と強く感じました。

 (この一ヶ月後に研究テーマを取り上げられて生き残りに早々失敗したんですけどね笑)

 

 

まぁそんなことで、

「情報技術って何を勉強したら良いんだろう」

→ネットで検索

「情報系の国家資格あるじゃん!」

→決定

 

こうして、短絡的な思考の私は情報処理技術者になろうと心に決めたのでした。