A001【最初に行った完成見学会は失敗だった】2016/05/07
28歳にもなると、職場の同僚でも早い人は家を建て始めます。
「ローンを35年としたら、30歳までには家を建てないと定年までに払い終えることができないよ」
・・・そんな周りの話を聞いて、私も何となく30歳までには家を建てたいなぁと思うようになりました。
目次
「とりあえず見学会」はお勧めしません
「家を建てたいけど、まず何をしたら良いんだろう?」
と誰しもが思うはずです。
親戚や職場の先輩に相談する人もいれば、チラシを見てモデルハウスや現場見学会に足を運ぶ人もいて、それぞれでしょう。
私はとりあえず近場でやっていたへーベルハウスと住友林業の新築完成見学会に行きました。
「食事券やお菓子がもらえるし、特典が色々あるらしいから行ってみるか」
しかしもらえるお菓子や食事券以上に面倒が増え、後々この軽率な行動を後悔することになりました。
完成見学会自体は楽しく、妻と二人で
「こういう収納いいね」
「床の色でこんなにイメージ変わるんだ」
「今の賃貸にも食洗機があれば楽なのになぁ」
と盛り上がり、発見がたくさんあって家を建てたいという思いが強くなりました。
しかし、
アンケートの「2年以内に建てたい」にまるを付けたら・・・
翌日から引っ切り無しに届く郵便物・・・
休日に昼夜問わずかかってくる電話・・・
「今が金利的に一番お得ですよ」
「オリンピック特需で建築費用は年々上がっていきますよ」
「2年以内とは言わず年内に家を建てたほうが絶対良いですよ」
・・・事前調査不足だった私には相手の言うことをどのくらい信じて良いのかわからず、せっかくの休日に何度もセールストークを聞かされて疲れ果ててしまいました。
結局、
「事情が変わったので家を建てる時期は未定になりました」
と嘘をついてシャットアウトするはめに。
うんざりしてそれから一ヶ月以上、家のことを考えるのをやめてしまいました。
このとき痛感したのは、
「とりあえず色々なメーカーに足を運んで、話を聞いているうちに家のことがわかってきて、考えがまとまってくるだろう」
というのは間違いだということです。
各ハウスメーカーからの電話攻撃に、家づくりが確実に嫌になります。
この一件から上記2社には負い目があって、良いハウスメーカーなのに早々にして選択肢から外すことになりました。
家づくりは長丁場となりますから、モチベーションを維持するためにもスタートの切り方が非常に重要です。
最初に最低限の情報を入手しておく
ハウスメーカーと言って、パッと思い付くだけで
積水ハウス
セキスイハイム
大和ハウス
パナホーム
ミサワホーム
へーベルハウス
住友林業
タマホーム
・・・たくさん出てきます。
これら全てに足を運ぶのは無理ですから、予めいくつかに絞っておく必要があります。
こういった大手ハウスメーカーはネット上に情報がたくさん転がっていて、それぞれの長所と短所や価格帯がイメージできます。
「ハウスメーカー 比較」で検索し、5つくらいのホームページに適当に目を通せば十分でしょう。
そこから私がどう絞っていったかは次回の記事です。
家づくりそのものについては、ハウスメーカーの営業さんは口を揃えたように
「家の知識は膨大で難しいから、自分で勉強するのは大変!」
「本とか買う必要ないですよ。是非わからないことは専門家の我々にお聞きください!」
みたいなことを言うのですが、
メーカーによって言うことがバラバラで鵜呑みにできません。
入門書レベルの簡単なもので良いから本を読んで知識を得ておいたほうが良いと思います
最近はAmazonで「なか身!検索」なるものやレビューがたくさんあり、本屋に足を運ばなくとも十分品定めが出来ます。
ということで、家づくりを考え始めたら
ハウスメーカーの比較⇒「ハウスメーカー 比較」で検索
家づくりの基礎知識⇒ 簡単に書いてありそうな書籍を購入
というファーストステップがおすすめです。
このブログでは、家づくりの時系列や実情をお伝えしたいと思っています。
いつ家を建てたいと思い始めて、
いつ間取りを考えて、
いつ予算が確定して、
いつエクステリアを決めて、
完成まで辿りつくのに何日かかったのか
・・・こういったことをお伝えしていく予定です。
実際の価格についても可能な限り紹介していきますので、参考にして頂けたら幸いです。