高度情報処理技術者を専門外&業務未経験者が目指した結果

2019年勉強開始、独学です。過去の家づくりや家電記事もおまけに残してあります。

地元工務店で建てたマイホーム(まとめ)

最初はものすごーく細かく書いていた家づくりですが、子供が生まれて記事を書く余裕がまったくなくなり、中途半端な形で終わってしまっていました。

 

もううろ覚えで詳細は書けなくなってしまいましたが、自分の主張だけはしっかり伝えておきたいと思います。

 

地元工務店、良いよ

と。

 

私は静岡県浜松市に住んでいますが、最終的に5人規模くらいの地元工務店「水田建設」さんに決めました。

[有限会社水田建設]

[〒433-8112 静岡県浜松市北区初生町1064−5]

[電話: 053-436-7011]

 

非常に献身的で、注文が多い私たちのために手を尽くしてくれました。

 

定期点検(翌年とか2年後とか。これまで無料)も丁寧にやってくださり、心の底から「水田建設さんに頼んで良かったな」と思っています。

 

私たちは最初、大手ハウスメーカーを巡りました。

一条工務店、百年住宅、セキスイハイムetc...この中で有力候補だったのはセキスイハイムでした。

工場見学にも行きましたし、本気で決めようとしていました。

今でも非常に良いメーカーだと思っています。

 

最終的には値段とか機能の問題というよりも、一緒に家づくりをしていくことになる営業さんと合わなくて止めました。

とても出来る人だったと思うのですが、契約を急かすような行為、外堀から埋めようとする行為が目立って嫌気がさしてしまいました。

 

この反省から、地元工務店も本気で候補に入れようということで浜松市中の地元工務店のホームページに片っ端から目を通しました。

 

地元工務店クラスになると、大体の場合社長が営業マンを兼ねています。

 

そこでこれまでの焦点だった「技術」「知識」「経験」に加えて重点に置いたのは、「社長の家づくりに対する感性や視点は、自分たちが尊敬できるものか、納得できるものか」ということです。

 

色々調べた結果、3つの工務店に絞ることができましたので、連絡して見学させてもらうことにしました。

 

その中で2番目に出会ったのが水田建設さんです。

 

・ホームページで金額(総費用)をある程度明示している

・近年の「とにかく高気密、高断熱であれば良い」という視点に疑問を呈している

・耐震強度に対して社長自らがきちんと計算を行っている

 

という点でホームページの時点から好印象だったのですが、アポを取って住宅見学に行って社長と1時間近く話をさせてもらい、その時点で妻と私はほぼ「ここに決めよう」くらいに思うようになりました。

 

このとき、私たちはこれまでの家づくりで作成していた「ぼくのかんがえたさいきょうのまどり」を持参して行きました笑

 

見学したのは和モダンな家で、ホームページに載っているのも和風の家が多めでしたが、ゴリゴリの洋風が好きな妻の意見を伝えても一切押しつけがなく、

「洋風でこういうものを実現したいなら…」

「木造でご主人が考えている間取りを実現するなら…」

「この間取りは何でですか?…そういう理由ならこういう間取りもありますよ」

と知識と経験に裏打ちされたたくさんのアドバイスをもらいました。

 

(記憶が定かではないですが)その1週間後くらいに、私から「水田建設さんで決めたいと考えている」という連絡をすると、社長がかなり驚いていました。

 

私たちの考えた間取りに社長のアイディアを取り入れたことで、持ち家一軒目にして「完璧だ」と今でも信じられる素晴らしい家ができました。

妻は何よりも家にいる時間が好きです(出不精なだけではありませんよ!)。

 

ただ社長も想定以上に私たちのこだわりが強く、相当大変だったと思います笑

 

私たちは渡されたカタログからビビッと来るものがなかったら、勝手にインターネットから違うカタログをダウンロードして「これが良いんだけど、手に入りませんか?」と聞きました。

 

カーテン、壁紙、タイルまで…最初のカタログから選びませんでした笑

 

 

そのたびに社長は調べてくれて、全部の要望を叶えてくれました。タイルなどはサンプルを取り寄せられる最大個数まで選ばせてくれて、妊婦の妻は移動が大変だろうからとアパートまで届けてくれました。

 

また、建設中の家に何度も入って状況を確認したり、写真を撮ったり、実際の寸法を測ったり、電気工事の仕事をしている父が勝手に天井にスピーカをつけたりすることを快く受け入れてくれました。

 

 

もう4年近く前ですが社長には「ホームページに貴社の名前を載せて、赤裸々に語っても大丈夫ですか?」と聞いて許可を頂いておりましたので、素直に書かせていただきますと、

あえて苦言を呈するならば、社長なのか現場監督さんなのか棟梁なのかわかりませんでしたが、うっかり属性を時折発現させることがありました。

 

押し入れの形が違う、洗面台の色が違う、火災報知器が何故か付いている、引っ越して数か月後に屋外照明の漏電により停電するというトラブルがありました。

ただし、全て納期までに対応してくれました。

(火災報知器は時間がなかったので取り外さない代わりに代金はサービスということになりました)

漏電については父が一瞬で原因を解明して対処し、不良品だったその屋外照明は水田建設さんがもちろん無料で交換してくれました)

 

こういった建築中のミスに気づけたのは、頻繁に現場に私たちが出入りできたからです。

完成時の状態確認まで建物に入れないため気付かなかった場合、修理は結構大変ですよね。

暇さえあれば夜中でも現場に足を運んで本当に良かったなぁとしみじみ思います。

またコンセントの位置の微妙な変更や、1cmでも天井を高くしてほしい等の無茶な要求も現場でさせていただきました(おかげでかなり低くなるはずだった2階の増設部屋の天井が、計画より数cm高くなりました)

 

大手ハウスメーカーでは建築中に自由に出入りすることはまず不可能なので、これは地元工務店で家を建てるめちゃめちゃ大きい利点です。

 

このようなうっかりミスもありましたが、その中で従業員の神田さん(今は伊藤さん)がとてもしっかりした女性で、多分にフォローしてくださっていました。

 

建築中に生まれた第一子の1歳の誕生日にバースデーカードを送ってくださったのも本当にうれしかったです。

今でも宝物として大切に保管しています。

 

10年後、20年後のリフォームの時にまた是非お願いしたいので、社長をはじめ従業員の方々にはこれからも元気でいて頂きたいです。

 

直接お礼も言いましたが、もし浜松で家を建てようと思っているどなたかが水田建設さんを調べていてこのホームページを見つけたとき、少しでも営業の一助になれば…

はい、余計なお世話ですね笑

 

でも一応ホームページのリンク載せておこう。

mizuta-k.com