高度情報処理技術者を専門外&業務未経験者が目指した結果

2019年勉強開始、独学です。過去の家づくりや家電記事もおまけに残してあります。

『個性』と言って本質を見ようとしない風潮

花王ロリエの「生理を“個性”ととらえれば…」というメッセージに批判が殺到してニュースになっているようですね。

 

近年は個性という便利な言葉が乱用されていますが、良くない風潮に感じます。

 

 

~一昔前~

 

①個性的な顔!味がある!!

②勉強できなかったり運動できなかったりは個性!良いところを見つけて伸ばそう!!

 

~最近~

 

③じっとしていられなかったり怒りっぽかったりも個性!認めてあげよう!!

↓ 

④障害も個性!『認め合おう』!!

↓ (new)

⑤生理の『個人差』を個性と捉えよう!

 


こんな変化を感じませんか。

終始疑問に思うのは、当人の気持ち=本質が抜けているっぽいところです。

 

 

 

①個性的な顔

無関係な他人目線

・各自の勝手な普通のイメージと比較して無責任に言っているだけ

・基本的に悪い意味で使われていた印象

・当人はそう思っていないかもしれないし、逆に誇りに感じているかもしれない

・余計なお世話。

 

 

②勉強、運動できないのは個性

関係する大人(親、教師)目線

・勝手に子どもの能力を断定する

・当人は貼られたレッテルで

「自分は勉強が出来ないんだ」→勉強嫌い→テストで点数が悪くなる→「自分は…」

という負のスパイラルに陥りかねない。

・『長所を伸ばそう!』教育の弊害だと思う

・当人は暗記が不得意だけど歴史は大好きという可能性だってある。運動神経は良いけど体を動かすのは好きじゃないかもしれない。

 

 

③欠点も個性

関係者(クラスメイト等を含む)目線

・②から対象を拡大して、当人の同年代にも個性を尊重するよう教育

・当人がどうとかは関係なく、周囲が寛容になろうという側面がより強くなる

・当人の良いところを見つけてあげようという視点すら無くなった

 

 

④障害も個性

関係する他人目線(本来は医者目線)

・カウンセリングの世界から一般へと広がっておかしくなったように感じる

・障害を持つ当人の精神的な苦しみを開放するために医者が言うのならわかる(視点を変えるきっかけになる良い表現だと思う)

・しかし、この表現はフォローが何より大事だと思う。

「じゃあこれからどうしていこうか」という話が続かなくてはならない。

・しかし一般では問題に正面から向き合わないための逃げの表現として使われているように感じる(フォローがないから)

・例えば、ADHDで苦しんでいる人の周囲に対して、

「ADHDは個性だから、物忘れが激しかったり急にイライラしたりしても当人を責めないように!」

「それに当人が自分自身を責めないように配慮してあげよう」

当人には、

「良いよ。個性だよ。気にしないで」

これで解決できるとは限らない(というか大半は解決できないと思う)

・当人は

「大事な約束を忘れたくない」

「どうにかしたい」

と強く思っているかもしれない

・『"個性"という優しい言葉を投げかけて、寛容な態度を見せて、後は放置』。こんなことをするから個性という言葉が駄目になっていく。

 

 

⑤生理(体調)も個性

誰目線

・個性と捉えれば他人の生理休暇にイライラしなくなる?今まで見えなかったことに気がつけたり、そっとフォローしあえたり、もっと気持ちよく助け合える?何故その結論に至れるのか。

・個性って何なの?というレベルまで抽象化している。

・相変わらず当人の気持ちは迷子。

当人は「生理が重いので休みます」が当たり前に認められるようになってほしいのか?

ツラくても何か出来ることを探して働くほうが精神的に楽な人もいるかもしれない

もしくは「重い生理が何かの病気につながっていないか」という不安を取り除きたいのかもしれない

いや根本的に、このツライ生理を少しでも軽くすることを切望しているのかもしれない

・誰目線か分からないことが自分勝手な印象を抱かせ、批判の対象になっているように思う。

 

 

結局、

「個性を尊重」

「個性として認める」

等というのは言葉遊びみたいなもので、

視点を変えるきっかけにはなっても問題を解決するわけではない場合が大半

だと思います。

 

もちろん視点を変えることは物凄く重要なんですが、「個性を認め合えば全ての問題は解決します!」なんてのは詐欺そのものです。

 

 

花王ロリエのこのプロジェクトは、アンケートに答えていくと自分の生理(個性)の形が天然石として表示されたり、社員72人のアンケート結果を閲覧出来るってもののようです(2020/8/25現在)。

個人個人の生理に対する向き合い方をプラス方向に変えたいってものらしいんですが…?

これ顧客ターゲットは「生理でツライ思いをしている側」ですよね。

つまり「生理は個性」は「当人目線」ということ?

 

 

当人目線なら、公式ホームページに記載されている

「今まで見えなかったことに気がつけたり、
そっとフォローしあえたり、
私たちはもっと気持ちよく 助け合えるはずだから。」

のうち、一行目には効果があるかもしれませんが、2、3行目はどうやって実現するんでしょう?

生理がツラくない側に響く手段はどこに?

 そちら側に「生理は"個性"」と認識してもらうにはどうしていくんでしょう?

 

 

企業を訪問して教育するとか、

セミナーを開くとか、

「上司向け」の相談窓口をWEB上に設けるとか、

「ツライ側」の思いを会社上層部に伝えるためのパイプ役になるとか、

生理ハラスメントを根絶するコミュニティなんかを作って企業に参画を求めるとか…

やりようはいくらでもあると思うんですが、これから動き始めるんでしょうか?

 

 

現状では顧客の問題を解決できないように思いますが、このプロジェクトの今後の取り組みに注目です。

第三子が誕生しました

2020年7月に第三子が誕生しました!

 

これで三人娘の父親になりました。

 

 

最近は長女(3歳)の嫉妬がすごくて手を焼いています。

 

また次女(もうすぐ2歳)は言葉を覚えてきて、話すことが嬉しいのか寝るまで離してくれません。

 

その結果、長女と次女が無茶苦茶ケンカします。

 

 

三女は生後1カ月なので、夜眠れない日々が続いています。。。

 

 

あぁ、、、

 

 

 

 

幸せだぁ!

 

 

三人とも超かわいいですね。

おかげで勉強は全然できませんけど笑

 

 

来月の電験三種の試験、もう一か月切りましたけど未着手です。

 

 

 

久々ですが、新生児がいるときって本当に自分の時間が取れないですよね。

 

実はこのブログは最初家づくりのことをメインで書いていたんですが、長女が生まれたときに余裕がなくなってパタッと更新できなくなり、そのまま紆余曲折を経て独学勉強の内容にシフトしていったんです。

 

家づくりのことを書き始めたときは子供もいなかったのでかなり熱心に更新していて、今の100倍くらいの方が毎日見てくれていたんです。

 

あのときは、

「本当にブロガーって職業が成り立つんだなぁ」

と思っていました。

 

今は2桁訪問/日です。

それでも月に1000人は見てくれているということなんですね。

 

こんな滅多に更新しないブログを探し出して開いてくれた方、本当にありがとうございます。

 

コロナの影響で仕事も収入も減って正直非常に苦しいですが、資格勉強は続けていきたいと思っています。

 

皆さん、一緒に頑張りましょう!

2020年の情報処理技術者試験は秋と冬!(コロナの影響で)

春試験の中止の連絡はメールで届いたので、その後の対応についてもメールで来るかなぁと思っていたら、来ないんですね笑

 

昨日(5/26)IPAホームページに告知されていました。

中止になった春試験を10月に開催すると。

 

 

 

そして本来の秋試験は11月以降(冬)に開催すると!

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:情報処理技術者試験:令和2年度春期情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の取りやめ(中止)につい

 

つまり最短で一ヶ月しか間がないということです。

 

 

 

これは…ヤバイです。

 

 

 

 

もう春試験(プロジェクトマネージャ)は無いだろうと、勉強サボっていました。

 

いまからプロジェクトマネージャとITストラテジストの勉強を同時並行で進めなければならないということです…(9月開催の電験三種もね)。

 

 

今日から勉強しなくては…!

 

 

 

 

 

でももうお酒飲んじゃってました。

 

 

 

 

あ明日から、明日からやります!

地元工務店で建てたマイホーム(まとめ)

最初はものすごーく細かく書いていた家づくりですが、子供が生まれて記事を書く余裕がまったくなくなり、中途半端な形で終わってしまっていました。

 

もううろ覚えで詳細は書けなくなってしまいましたが、自分の主張だけはしっかり伝えておきたいと思います。

 

地元工務店、良いよ

と。

 

私は静岡県浜松市に住んでいますが、最終的に5人規模くらいの地元工務店「水田建設」さんに決めました。

[有限会社水田建設]

[〒433-8112 静岡県浜松市北区初生町1064−5]

[電話: 053-436-7011]

 

非常に献身的で、注文が多い私たちのために手を尽くしてくれました。

 

定期点検(翌年とか2年後とか。これまで無料)も丁寧にやってくださり、心の底から「水田建設さんに頼んで良かったな」と思っています。

 

私たちは最初、大手ハウスメーカーを巡りました。

一条工務店、百年住宅、セキスイハイムetc...この中で有力候補だったのはセキスイハイムでした。

工場見学にも行きましたし、本気で決めようとしていました。

今でも非常に良いメーカーだと思っています。

 

最終的には値段とか機能の問題というよりも、一緒に家づくりをしていくことになる営業さんと合わなくて止めました。

とても出来る人だったと思うのですが、契約を急かすような行為、外堀から埋めようとする行為が目立って嫌気がさしてしまいました。

 

この反省から、地元工務店も本気で候補に入れようということで浜松市中の地元工務店のホームページに片っ端から目を通しました。

 

地元工務店クラスになると、大体の場合社長が営業マンを兼ねています。

 

そこでこれまでの焦点だった「技術」「知識」「経験」に加えて重点に置いたのは、「社長の家づくりに対する感性や視点は、自分たちが尊敬できるものか、納得できるものか」ということです。

 

色々調べた結果、3つの工務店に絞ることができましたので、連絡して見学させてもらうことにしました。

 

その中で2番目に出会ったのが水田建設さんです。

 

・ホームページで金額(総費用)をある程度明示している

・近年の「とにかく高気密、高断熱であれば良い」という視点に疑問を呈している

・耐震強度に対して社長自らがきちんと計算を行っている

 

という点でホームページの時点から好印象だったのですが、アポを取って住宅見学に行って社長と1時間近く話をさせてもらい、その時点で妻と私はほぼ「ここに決めよう」くらいに思うようになりました。

 

このとき、私たちはこれまでの家づくりで作成していた「ぼくのかんがえたさいきょうのまどり」を持参して行きました笑

 

見学したのは和モダンな家で、ホームページに載っているのも和風の家が多めでしたが、ゴリゴリの洋風が好きな妻の意見を伝えても一切押しつけがなく、

「洋風でこういうものを実現したいなら…」

「木造でご主人が考えている間取りを実現するなら…」

「この間取りは何でですか?…そういう理由ならこういう間取りもありますよ」

と知識と経験に裏打ちされたたくさんのアドバイスをもらいました。

 

(記憶が定かではないですが)その1週間後くらいに、私から「水田建設さんで決めたいと考えている」という連絡をすると、社長がかなり驚いていました。

 

私たちの考えた間取りに社長のアイディアを取り入れたことで、持ち家一軒目にして「完璧だ」と今でも信じられる素晴らしい家ができました。

妻は何よりも家にいる時間が好きです(出不精なだけではありませんよ!)。

 

ただ社長も想定以上に私たちのこだわりが強く、相当大変だったと思います笑

 

私たちは渡されたカタログからビビッと来るものがなかったら、勝手にインターネットから違うカタログをダウンロードして「これが良いんだけど、手に入りませんか?」と聞きました。

 

カーテン、壁紙、タイルまで…最初のカタログから選びませんでした笑

 

 

そのたびに社長は調べてくれて、全部の要望を叶えてくれました。タイルなどはサンプルを取り寄せられる最大個数まで選ばせてくれて、妊婦の妻は移動が大変だろうからとアパートまで届けてくれました。

 

また、建設中の家に何度も入って状況を確認したり、写真を撮ったり、実際の寸法を測ったり、電気工事の仕事をしている父が勝手に天井にスピーカをつけたりすることを快く受け入れてくれました。

 

 

もう4年近く前ですが社長には「ホームページに貴社の名前を載せて、赤裸々に語っても大丈夫ですか?」と聞いて許可を頂いておりましたので、素直に書かせていただきますと、

あえて苦言を呈するならば、社長なのか現場監督さんなのか棟梁なのかわかりませんでしたが、うっかり属性を時折発現させることがありました。

 

押し入れの形が違う、洗面台の色が違う、火災報知器が何故か付いている、引っ越して数か月後に屋外照明の漏電により停電するというトラブルがありました。

ただし、全て納期までに対応してくれました。

(火災報知器は時間がなかったので取り外さない代わりに代金はサービスということになりました)

漏電については父が一瞬で原因を解明して対処し、不良品だったその屋外照明は水田建設さんがもちろん無料で交換してくれました)

 

こういった建築中のミスに気づけたのは、頻繁に現場に私たちが出入りできたからです。

完成時の状態確認まで建物に入れないため気付かなかった場合、修理は結構大変ですよね。

暇さえあれば夜中でも現場に足を運んで本当に良かったなぁとしみじみ思います。

またコンセントの位置の微妙な変更や、1cmでも天井を高くしてほしい等の無茶な要求も現場でさせていただきました(おかげでかなり低くなるはずだった2階の増設部屋の天井が、計画より数cm高くなりました)

 

大手ハウスメーカーでは建築中に自由に出入りすることはまず不可能なので、これは地元工務店で家を建てるめちゃめちゃ大きい利点です。

 

このようなうっかりミスもありましたが、その中で従業員の神田さん(今は伊藤さん)がとてもしっかりした女性で、多分にフォローしてくださっていました。

 

建築中に生まれた第一子の1歳の誕生日にバースデーカードを送ってくださったのも本当にうれしかったです。

今でも宝物として大切に保管しています。

 

10年後、20年後のリフォームの時にまた是非お願いしたいので、社長をはじめ従業員の方々にはこれからも元気でいて頂きたいです。

 

直接お礼も言いましたが、もし浜松で家を建てようと思っているどなたかが水田建設さんを調べていてこのホームページを見つけたとき、少しでも営業の一助になれば…

はい、余計なお世話ですね笑

 

でも一応ホームページのリンク載せておこう。

mizuta-k.com

新型コロナウイルスに関するデマと自治体の対応

私の知人(旦那さんがお医者さんで、本人も医大の元先生)からコロナに関するLINEが回ってきました。

 

日赤医療センターからの注意喚起っぽいやつです。そう、チェーンメール(デマ)ですね。私はTwitterやFacebookをやっていないのですが、SNSでかなり出回っているようです。

 

選挙ドットコムというサイトで市議会議員も拡散に協力しちゃっていますね…

三宅まこと氏(東京都狛江市)

https://go2senkyo.com/seijika/157551/posts/124387

岡田光正氏(静岡県焼津市)

https://go2senkyo.com/seijika/140002/posts/124179

いまは高度情報社会です。立場のある人が踊らされちゃいけません。

 

ただし、情報発信を怠らない姿勢は好きです。

何も言わず何もせずに遊んでいたり、国会中に爆睡していたり、適当に理由つけて出席すらしなかったりと、どうしようもない国会議員に比べれば10000倍尊敬できます。

頑張って情報社会を生き抜いて、立派な街を作ってください。応援しています。

 

 

ちょっと横道に逸れましたが、私も医療関係者から届いたのでこのチェーンメールを危うく信じそうになりました。内容も善意っぽいですし。

 

しかし、内容に関わらずチェーンメールは悪い効果しかありません。

・名前が書かれている医療機関等に事実確認の問い合わせが殺到し、業務に支障が出る

・本当に良い事が書いてあったとしても「チェーンメールの内容だから嘘」という認識になり、役に立たないどころか正しい行動を阻害することになる

etc...

 

今回名前が明記されている日赤医療センターは本当にコロナ感染者の対応に日夜追われている大変な現場なので、こういった業務妨害は人の命に関わるかもしれません。

 

善意から拡散しようとしてしまうのが本当に厄介です。愉快犯の手に乗らないよう気をつけましょう。

 

素人ながら情報処理安全確保支援士試験に合格した身として、自身の考えを書かせていただきますと、


①情報の発信日と発信者が不明瞭
②時間がない等の文言で不安を煽る
③情報の拡散を促す

 

この3要件を満たす転送文はほぼ確実に愉快犯が善意を持つ民衆を踊らせるために作ったデマ情報です。

 

転送、ダメ、絶対。

 

 

 

 

さて話は変わりますが、私の住む静岡県浜松市で一気に感染者が3人増えてしまいました。

浜松市4例目となった男性の奥さん、お嫁さん(妊娠中)、お孫さん(未就学)です。

妊婦が感染してしまいました…胎児は大丈夫なのでしょうか。私も身重の妻がいるので、他人事とは思えません。無事であってほしいと心から願っています。

 

また浜松市が市内の有志のITエンジニアとコロナ対策サイトを立ち上げました。

https://stopcovid19-hamamatsu.netlify.com/

 

更新が少し遅いですが、PCR検査の実施人数もわかります。
それを見ると4月6日(陽性3名)の時点で300人以上が検査して、専用窓口で7000人が相談しています。

 

PCR検査の感度は良く見積もっても70%程度ということなので、PCR検査まで進んだ人たちの99%が陰性だったわけですが、これを安心材料に「まだ市内での感染拡大はないな」とは言えません。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASN3M7G1XN3MULBJ01C.html

 

実際クルーズ船では陰性と診断されて後日陽性になった割合が2割もいたことを考えると、もちろん状況が全然違うとは言え、陽性がたった3名とは考えにくいのではないでしょうか。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200313/amp/k10012330271000.html

 

自分のすぐ近くに感染者がいるか、既に自分が感染している(まだ無症状なだけ)と想定して行動するべきだと思います。

 


とにかく手洗い、うがいです。

 

+マスクです。自分が感染者だったとき、くしゃみやツバからウイルスを拡散させてしまう割合を減らせます。

感染者から移されることを考えても、鼻や口が剥き出しじゃないだけ多少マシでしょう。

周りに人がいれば、単純にマスクしていないとこの時世では常識を疑われます。なければハンカチで口を隠すだけでもしたほうが良いと思います。

政府から2枚届くのを待っているようではダメですよ。ハンカチでマスクを作るとかも聞きますが、100均のヘアゴム売り切れですよね、最近。

 

 

私は裸眼ですが、目の粘膜も守れるので眼鏡があると無いよりは多少マシかも知れませんね。微々たる差かもしれませんが。

今度は政府が伊達眼鏡を配ってくれるかもしれませんが、待っているようではいけませんよ。

 

お互いやれることをやっていきましょう。

私の知人、友人、親族にはコロナの影響を大きく受ける職に付いている人が多すぎるので、命だけでなく経済的な面からも本当に深刻です。

どうか早く収まりますように…

何は無くとも手洗い、うがいです!

春の情報処理技術者試験の中止

IPAから春期の情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の取りやめのメールが届きました。

 

全区分なので、もちろん私が受けようとしていたプロジェクトマネージャも…。

 

残念だけど仕方ないですね…田舎ではあまり感じませんが、コロナがね…

 

代替試験の可否も検討中とのことですが、厳しそう。

寝る間も惜しんで勉強してきただけに悔しいです。

 

このままいくと秋のITストラテジストも、電験3種もTOEICも無いかもしれませんね…

 

モチベーションが、モチベーションが保てない…仕事も研究予算なくなるかもしれないし…

 

つらいです

FP2級の結果が届きました

自己採点で合格してるだろうと思っていたFP2級の結果が届きました。

 

ほぼ自己採点通りでしたが、

学科45/60点 75%

実技83/100点 83%

でした。

可もなく不可もなく、何の面白さもない点数ですね…

 

1ヶ月前からFP2級ドットコムで過去問を解いていれば、参考書は一切読まずともこのくらいの点数になることがわかりましたね。

 

ルールを覚えていくだけの試験なのでややこしい計算もほとんどありませんし、資格を取るだけならFP2級はかなーり簡単でした。

同時に、実務経験がないFP2級はほとんど意味がない気もしました。

 

私は最終的に中小企業診断士を取ろうと今のところ思っていて、多少は役に立つかなぁとなんとなく受けてみましたが…役に立つでしょうか…?

 

中小企業診断士にはITストラテジスト等の情報系資格に受かるまでは挑戦しないつもりなので、一生取れないかもしれませんが笑

 

いきなり資格勉強を始めて1年が経ちました。

2019年は

ITパスポート

応用情報技術者

FP3級

電験3種の理論と電力

情報処理安全確保支援士

と、思っていたより上手くいきました。

 

しかし流石にモチベーションの維持が難しくなってきまして、2019年は睡魔と戦えましたが、2020年は睡魔にコテンパンにやられています笑

 

2020年の山場は4月のプロジェクトマネージャと10月のITストラテジストです。はっきり言ってプロジェクト経験云々とかいう以前にシステム開発の流れがわからないので、論述が一切書けず苦しんでいます。見積もりとか作ったことないし。

 

ただ普段やっている情報系とは無関係の研究も、期間と予算と目標が決まっているプロジェクトのはずなんだよなぁとしみじみ感じています。

弊社の研究部門に足りないのはこのプロジェクト意識だと。

プロジェクトマネージャは仕事でも活きていく気がしているので、最近試験勉強だらけ気味ですがもう一度発破をかけて頑張ります!

 

FP2級を受けました

1/26にFP2級の試験を受けました。

 

FPは試験当日の17時30分に解答がホームページに掲載されるので、すぐ結果が予想できて気持ちが楽ですね。

 

配点が全問同じじゃないと思うので確実なことは言えないのですが、自己採点の結果正答率は学科75%、実技82%くらいでしたので、おそらく受かっていると思います。

 

それにしても、自分は暗記が本当に苦手だなぁと痛感しました。暗記から楽しさを見出すのが下手すぎて、投げ出してしまうんですよね。

FP3級、2級ともに参考書は買ったのですが、結局どちらもやらないまま試験を終えました。

最初は参考書で勉強しようと思うのですが、こういった法律関係の試験は覚えることにあまりストーリーがないので勉強が楽しくなく、読むのを辞めてしまいました。

 

これ系の参考書は、わかりやすいかどうかよりも読んでいて楽しいかどうかが重要だと思います。

誰か法律上のいろいろな数値の設定背景を面白おかしく解説してくれる参考書を教えていただけないでしょうか…。

 

やっぱりそういう点は資格スクールが良いんでしょうね。費用が高いので中々考えものではありますが…

 

 

勉強期間中、参考書が楽しくないのでとにかく眠くなりました。いつも子どもたちが寝静まってから勉強を始めるのですが、FPの参考書は最高の睡眠導入剤でした笑

30分持たずに寝てしまうこともしばしばで、不眠気味だったので健康には良かったと思います。

 

 

私のようにひたすら暗記が苦手な人は、過去問を解きまくったほうがゲーム感覚で空き時間に出来るので勉強を継続できます。

少なくとも私が受けたFP協会の試験ならば、『FP2級ドットコム』でひたすら過去問を解けば合格できるはずです。

ドットコムは無料ですし、情報技術者試験でもお世話になりましたが神サイトです。

ドットコムが無ければ途中で投げ出していたと思います。改めまして、管理人さんありがとうございます。

 

 

試験の難易度ですが、そこかしこに「2級は3級より明らかに難しい!」という脅し文句が書いてあったものの、体感としてはそんなに差はないです。

FP2級は学科試験が全部4択になった以外は覚える内容にも大差がないですし、実技は記述問題と言っても電卓を叩くだけなので、FP3級でうろ覚えだったことをもうちょっとはっきり覚えておかないといけなくなる、くらいの感覚です。

 

といってもFP3級で12時間、FP2級で32時間勉強したので、振り返ってみるとFP2級のほうが3倍勉強していました。

FP2級取得までのトータルの勉強時間は44時間ですね。

 

 

FP2級合格までの道のりは、

・きんざいではなくFP協会の試験に申し込む(実技が過去問とずっと同じ傾向で簡単)

・参考書は買わなくてOK

・FP3級の受験申請

・FP3級ドットコムで試験2〜3週間前から過去問を模擬試験形式でひたすら解く(時間は測らなくて良いので学科を重視。実技は時間を測って3回分もやれば十分)

→FP3級合格

・出来るだけ間を置かずにFP2級の受験申請

・FP2級ドットコムで試験4〜5週間前から過去問を模擬試験形式でひたすら解く

(時間は測らなくて良いので学科を重視。学科で安定して7〜8割解けるようになったら実技にも手を出す。実技は時間を測って5回分やれば十分)

→FP2級合格

 

これで完璧です。

こんなこと言ってて落ちていたら笑ってください。

情報処理安全確保支援士に合格しました

10月に受けたSC(情報処理安全確保支援士)ですが、受かっていました。

絶対に落ちたと思っていたので驚きです。

 

午前Ⅰ 免除

午前Ⅱ 76点

午後Ⅰ 73点

午後Ⅱ 65点

とかなりギリギリでした…汗

 

とても嬉しいですが、同時にわかったことがあります。

 

「試験に受かっても知らないことは数え切れないほどある」

 

ということです。

今回の試験も全然わからないことばかりでした。

 

私の場合は専門外&業務無関係なので、本当に試験勉強の知識しかありません。まだまだ試験勉強以外の本で勉強しないとなぁと痛感しています。

 

 

何はともあれ、ど素人の状態から

1月にITパスポート

4月に応用情報技術者

10月に情報処理安全確保支援士

となんとか合格することができました。

 

 

振り返ってみれば、今更ながら就職してから一番努力した一年間でしたね。

大学院を出て就職して6年間、大した努力もせず働いてきました。

しかし30歳(2018年)の年末に実験中に事故を起こしたのがきっかけで始めた再勉強。

労災を起こして腫れ物扱いされていた一週間で辿り着いた結論は「未知の分野・IT」でした。

(このあたりはスマホでは下段に出てくる「はじめに」カテゴリの「プロフィール」や「きっかけ」をご参照ください)

 

心を決めた翌月には研究テーマを取り上げられ、雑用係まで転落して一度モチベーションを失いかけましたが、逆に「自分の中にはもう何も残っていない」という危機感が勉強を続けさせてくれたのかもしれません。

 

 

小さい子ども2人を抱えながら、家事もちゃんと役割分担してやりきりました。

かわりに睡眠時間が平均3〜4時間になってしまったので、無茶苦茶身体を壊しました。

救急車1回、精密検査2回、健康診断の数値悪化で常用薬処方開始、体重3kg減からの10kg増…偶然かも知れませんが頭皮に腫瘍が出来て手術もしました。

 

IT系の資格以外の

TOEIC700点突破(725点)

FP技能士3級

電験3種理論(結果は電力も合格)

も達成し、今年は奇跡的に全勝無敗でした。

 

代償として失った健康は本当にかけがえのないものなので、反省するところは多分にあります。

 

いまは時間が取れず日記のような形でしかブログを更新できていませんが、いつか見てくれている方に有益な情報を提供できるよう体裁を整えたい気持ちもあります。

 

来年の目標は

TOEIC800点

電験3種

FP技能士2級

プロジェクトマネージャ

ITストラテジスト

今より健康に生きる

です。

 

それでは皆さま、良いお年を!

G検定&E資格の致命的な問題と将来価値 〜受験を勧められない5つの理由〜

先週2019#3のG検定の合否発表がありました。

総受験者数6580名中、合格者は4652名ということで、合格率は70.7%でした。

私も無事この試験で合格したのですが、試験を受ける前と受けた後ではG検定の印象が大きく変わりました。

 

正直、現在の制度には問題がありすぎて受験を人に勧められない、というのが正直なところです。

以下に問題点を列挙していくので、これからG検定を受けようと考えている方は参考にしていただければ嬉しいです。

 

目次

 

1. 現状の制度のままではG検定は絶対に格上げされない


これは日本ディープラーニング協会としても元々そのつもりかなとも思うので、期待しているのは一部の受験者(私含む)だけかも知れません。

 

「検定」という名前からも、この資格は英検や漢検のように

 

「AIに興味のあるモチベーションの高い人ならみんな受けてるよね!」

 

というポジションを狙ったものだと思われます。

 

代理受験や協力受験(複数人で担当分けして答えを共有する)等の不正行為が容易、わからないことがあれば試験中でもネットで調べることができるというシステム上の欠陥(?)から、この制度のまま国家資格に格上げされたり何らかの職業の必須資格になったりというのは考えにくいです。

 

この点は「検定」ではなく「資格」試験であるE資格に期待したいところですが、E資格にも問題が山積みです(後述)

 


2. G検定を受けることで得られるものが小さすぎる


致命的な点は「検定試験」かつ「1区分しかない」のに試験結果として知ることができるのは合否のみで点数が開示されないということです。

結果発表でわかるのは、自分の合否、受験者数、合格者数、合格率だけです。

 

自分が何点くらいとれたのか、全体でどのくらいのレベルにいるのか、苦手分野は何だったのか、不合格だったらあと何点足りなかったのか、等々…何一つわかりません。何割取れていたら合格なのかもわかりません。

検定なのに自分の実力を見積もることが出来ないのです。

 

結果、メール1通の合格発表の虚しさが半端ないです。

 

しかも過去問の開示がなく、もちろん解答もわからないままです。

試験中にわからなくて慌てて調べた知識は何だったのかも後から思い出せませんし、自信を持って解いた問題が本当に正解だったのかもわかりません。

このせいで、試験の手応えに関して「俺はほぼ満点だった」等の根拠のない発言がSNS等で続出するのではないでしょうか。

 

試験後の悔しさや安堵によって間違えた問題や迷った問題に関する知識が定着する効果も望めません。

 

一方で、試験対策としては不評な公式テキストや推薦図書である日本ディープラーニング協会理事長の松尾豊先生の著書などは、AIやディープラーニングの大枠を理解するという目的ならば良書であり、読んだ価値は十分ありました。

 

しかし試験自体の価値が低すぎて1万2000円プラス税の受験料を払ったことを後悔しそうになります。

 

公式テキスト(白本)や問題集(黒本)、推薦図書だけ読んで試験は受けないのが一番賢い選択な気がしてしまいます。

 

 

3.  E資格の受験ハードルが高すぎる


G検定とE資格の間の溝が深すぎます。

 

具体的に言えばE資格を受けるために必須の認定講座が高すぎ(社会人の場合大体20万円くらい)で、会社からの補助があるか資格取得の明確な利益がないと受けられません。

 

おまけに受験料も4万円近くと高額です。

しかも認定講座を修了してから2年以内に受からないと受験資格を失ってまた講座の受け直しからになります。

 

 

その一方で、G検定は1週間くらいの独学での勉強でAIやディープラーニングの素人でも受かってしまうくらい簡単です。

最近は資格教室でG検定のための講座もあるようですが、本当に勉強が苦手で本一冊読破するのも困難という人でなければ独学で余裕です。

 

 

このようにG検定とE資格の差がありすぎて、殆どの人はE資格を受けられないと思います。

 

つまり悲しいことにジェネラリスト(G)はいつまでもエンジニア(E)になれません。

 

日本ディープラーニング協会が「人材育成とディープラーニングの普及」を掲げているのに、この制度はあんまりではないでしょうか。

 

「E資格を持つ人はディープラーニングの中身をちゃんと理解してほしいという気持ちからの認定講座必須という形にしている」

というような意図が『良くある質問』の回答欄から読み取れますが、それならCourseraのような形にすべきではないかと思います。

CourseraにはAndrew Ng先生の機械学習の講座等、素晴らしい先例があります。

 

 

何と言っても理事長の松尾豊先生は東大教授です。

 

研究室のホームページでは東大での講義資料等を閲覧、ダウンロードできるように配慮されており、お会いしたことはありませんが日本のAIの未来のためにご尽力されている素晴らしい先生なのではないかと思います。

 

協会として、Courseraのような形をとることは(講座修了証という形で協会の収入にもなりますし)良いことだと思うのですが…

何故このE資格に限って民間のIT教室で高い費用を払う必要があるのでしょう?

 

もしくはIPAのように試験だけから協会側の意思(“体系的に理論を理解したうえで実装できる人材を輩出したい”)を反映できるように試験内容を工夫していくべきです。

 

今まではスタートしたばかりで難しかったかも知れませんが、今年はG検定だけで15000人くらい受験者がおり、協会の収入は受験料だけで2億円近くあります。これを有効活用してもらえればと期待しています。

 

 

4. 合格後のケアが無さすぎる

G検定、E資格の合格証には「2019#3」のような記載があり、自身の履歴書等に書くときも必要です。

これは『AI技術は黎明期にあり日進月歩で、数年後には今の知識が通用しなくなっている可能性がある』という理由からだそうです。

 

私は「西暦表記が、取得した人のマイナスのイメージにも繋がりかねない」という一面を協会側が理解しているのかという点を危惧しています。

 

例えば、2023年に「2018#1」というG検定合格歴を名刺の裏側に記載しているITの営業がいたら、顧客は

 

「かなり前からAIに興味をもって動きはじめたアンテナの高い人なんだろうな」

 

と感じるでしょうか?

それとも

 

「この人5年前の合格を今更…更新してないし最新のことは知らなそうなのに、プライドだけ高そうで嫌だな」

 

と受け取られてしまうでしょうか?

どっちに受け取られるか私は不安です。

 

結果として数年も経たないうちに名刺や履歴書に記載できなくなります。

 

「じゃあ記載西暦の更新のために定期的に受験しようか」とはなりません。

試験費用が高すぎますし、実力チェックにも試験が寄与しないですから。

 

 

つまり更新試験という区分が必須の資格でしょう、これは。

西暦表記を無くし、「合格から3年経過したら履歴書や名刺には未更新と添えること」みたいなルールにしたほうが良いです。

 

これは大問題ですので、数年内に改善されるべきです。

もし試験ができて5年の2022年12月までに更新試験に関する制度が出来なければ、この試験は春の夜の夢の如しかな(将来はない)と思います。

 

 

更新試験は3〜4分の1の問題数と試験費用、半分の試験時間にして7割受かれば更新というような制度でどうでしょう。

年3回の試験と同じタイミングで、問題の中から最新事例に関わるものを主として抜粋するだけで良いと思います。

それなら問題制作やシステム構築の費用も抑えられますし、受験者も試験時間は通常試験より余裕がありますから、ネットでちゃんと最新事例の解答を調べながら受験する(=知識の更新に繋がる)はずです。

 

年3000〜4000円くらいなら毎年更新しようと思えるのではないでしょうか。

更新履歴の一覧なんかをカッコ良く用意すれば、更新頻度が高まりそうですね。

協会の定期収入(=安定運営)にも繋がるはずです。

 

 

5. ネーミングセンス

最後に、私のセンスの問題かも知れませんが、G検定、E資格という名前を何とかして欲しいです。

…ダサくないですか?(すみません)

 

何より問題なのは、略称から何の資格なのか全くわからないことです。

 

今5秒くらいで考えた名前ですが、G検定はJDLA認定AIジェネラリスト2019、E資格はJDLA認定AIエンジニア2020とかのほうがマシじゃないでしょうか。(すみません)

 

多分上述のように漢検とか英検のようなものを目指していて、同じセンスでいけると思ったのかなと邪推しますが、英検や漢検も今の時代にその名前で試験を作ったら流行らないと思います。(すみません)

 

確固たる知名度を得ているから英検や漢検は成り立つのです。

今の時代なら、5秒くらいで考えた「英語スペリシャリスト3級」(略称は英スペ)、「漢字名人1級」とかでどうでしょう。

いや…物凄くダサいですね。(すみません)

 

せめて「AI検定」(通称アイ検)とかにならなかったんでしょうか。

それなら試験の知名度が低い今の時点でも、何とか世間話として触れられるレベルに達するのですが…

もし何らか理由で試験名が変わるときは是非ご考慮いただきたいです。

 

 

 

色々愚痴を書いてしまいましたが、あくまでG検定受かったばかりにペーペーの意見です。もし考えが変わればそのうち記事にしたいと思います。

 

[2020年8月15日追記]

今のところ気持ちは変わらずです。周囲に受験を勧められるレベルの試験ではありません。

 

読んでいただきありがとうございました!